シスター1は「いい話」が好きです。ほのぼのほんわかあったかく、最後には感動の涙とともに「良かった良かった」というような話を求めてやみません。 「最後には感動」というところのみを見れば結構供給がありそうなものなのですが、S1の要求は大きいのです。この間ハリー・ポッターの映画二作目をシスター2が借りて来てみんなで見てたのですが、劇中盤疑いをかけられ周囲から孤立してしまうハリーの姿が見るに忍びなくそこで見るのをやめたぐらいです(後の話の流れは私が説明してあげました。無意味な鑑賞方法)。 「最初から最後まで主人公とか周囲の人が痛い目に遭わないのがいいの!」と彼女は言いますが、特に何も起きない日常描写で飽きさせないって相当難しいよ。全員ハッピーでハッピーでどうしましょうとかもギャグならとにかく本気だったら大体軽く腹立ってくるだろうし。 そんな私の忠告にもめげず、妹は「ファインディング・ニモ」に一縷の望みをかけております。予告を見てこれなら! と思っているようなのですが奴は過去二度「パルムの木」と「リロアンドスティッチ」で期待をかけ過ぎて裏切られています。特に「パルムの木」はご存じない方も多いのではないかと思いますが、ぱっと見は「ラピュタ」のように思えなくもありません。絵とか話の雰囲気もそんな感じです。 でも主人公であるロボット・パルムが過去自分を大切にしてくれた女性の面影を求め、ヒロインの少女に追いすがる様はかなりストーカーチックです。他の登場人物たちも皆一癖ある造詣で、第一印象よりは結構対象年齢が高めだと思われます。万一借りてみようという方はお気をつけ下さい。 シスター2も「いい話」は大好きで、昨日「ドラえもんのび太の日本誕生」を借りてきました。でもいっしょに「サウスパーク 無修正版」も借りてきました。私もまだ観てないのですが、妹の話によると「やたらみんなFuck,Fuckと言ってる。後サダム・フセインも出てきた」とのこと。およそS1の心の傷をふさいでくれそうなものではありません。……いや、おおまかには分かってたけど、内容は。
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