その理由、なんて。


出逢ってから半年以上経った今、や、今更、
たっちゃんに惹かれた最初の理由は、お仕事のことでした。
なんだか現金な話になってしまうけど。

江ノ島へ向かう車のなかでね、お喋りをしていて。


「今度ヨーロッパへ旅行するからお土産買ってくるよ」

「へぇ、すごいね。誰と行くの?」

「ひとり。誰かと行くと面倒だからね」

「え、じゃぁ英語喋れるんだ!」

「あれ、俺、仕事ぜんぶ英語だよ。知らなかったっけ?」


たっちゃんは某優良企業の海外事業部の社員さんでした。

正直、そのときに初めてときめきました。
その場で一緒にいたさくちゃんに突っ込まれたしね。
「ちぃ、なにときめいてるの!最低!笑」って。

でも、その日一緒にいて、楽しかったり素敵だと思ったり。

それから次の日の電話で沢山の話をして。
宇宙のことや星座に詳しかったのがすごくぃぃなぁって。

あとね。
ちぃにとって重要だったこと。

何の気もなしにみんなでしていた会話の中でね、
将来の展望とか、理想や考え、希望がすごく似ていたこと。
それに運命を感じたわけじゃないけど、うん。
でも、それに近い感じはあったかな。

付き合ってから、何度もたっちゃんに言われるのね。

「ちぃは俺が英語喋れなかったら好きになってないだろ」

「俺が仕事辞めたら別れるとか言い出しそう」

って、そんなことあるわけないんだけどな。
確かに最初に惹かれたのはそういうところでもあったけど。

でもそれだって尊敬の一種だしね。
あとはちぃ頭良い人が好きだから、仕方がないんだって。
たっちゃんとは会話していても楽しいの。
だってあたしの知らないこと沢山知ってるんだもの。

誤解のないように。

2008年01月06日(日)

魔法がとけるまで。 / ちぃ。

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