池ポエム
ハンス



 会話文:ドラダイの人たち

「うわっ、あっち!」
「はっはっはっ、熱いに決まってるさ」
「何余裕かましてんだよ、おりゃ、お前も落ちろ!」
「うわっバカッ、引っ張るな!!」
 ザブーン(やる気のない効果音)
「なっにするんだアレックス!!」
「人のこと笑った罰だ。つーか熱くないの?ロングウッド」
「この位どうってこたねぇよ」
「すげぇ鈍感なんじゃねーの、皮膚が」
「アホ。森の民ともあろうものが自然に鈍感な訳ないだろうが」
「じゃあなんで熱くないんだよ」
「人間と俺たちを一緒にするなよ。多分クレアだって熱いとは言わんさ」
「何なに?呼んだ?」
「うわっ!」
「よぉ、ちょうどいいとこに来たな」
「来たな、じゃねぇ。お前いつからいたんだよ」
「んー?二人が落っこった辺りから」
「かなり最初じゃねぇか。おいおい・・・仮にも女の子だろ。男が裸になってんのに見てんなよ」
「なんで?」
「なんでって・・・」
「だからよぅ、アレックス。お前さんは人間だけの常識からまだ抜け出せられとらんな。この子にしてみりゃあ男女の別って意味がそもそもないんだ」
「ん〜〜〜〜それが俺にはわかんねぇ」
「イゾルカは雌雄の別がない種族だって、前に話しただろ」
「そりゃわかってる。わかったよ」
「そのうち本当にわかる日が来るさ」
「うん。ってクレア!何してんだ!?」
「二人だけ入ってずるいから私も入る」
「アホッ、ちょっと待てっ、たんまっ!」
「え〜」
「ロングウッドはともかく俺は出るぞ。俺が出てからにしろ、脱ぐのは」
「わかったよー。じゃあ早く早く」
「いわれなくても急ぐよ。ったく、ついてけねぇぜ」

2002年02月18日(月)
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