どんぐり1号のときどき日記
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2010年10月08日(金) エコ、エコ、アザラク

 会社で「ライトスタッフ」や「サマーウォーズ」を貸している子に、細田版「時をかける少女」を貸す。
 元々アニメは見ていなかったので、この作品自体存在を知らなかったそうだ。まあ一般的な映画ファンという程度では、あまりアニメは観ないであろうと容易に想像はされるが、やはりそれなりに観る価値のある作品も、多くはないが存在する。スタージョンの法則ではないが、多分アニメ作品も9割はカスなのだろうが、残りの1割には明らかに傑作がある。それを見逃すのは惜しい。
 だから良い作品を知っている人が知らない人に教えるのは、ある意味で義務とも言える。特に映画や小説などは、そうしていかないと良い物が埋もれてしまう可能性がある。今はそういう時代なのである。

 時代と言えば最近思うのだが、EVもハイブリッドも、日本では「エコカーではありえない」と思っている。利用する人は皆「いかにガス代がかからなくなるか」という自分だけのコスト意識しかなく、地球に対するエコで考えている人は、メーカーも消費者も限りなくゼロに近い。
 ハイブリッド車が出た時、欧米のセレブと言われる連中が購入したのは、明らかにエコを考えての行為だった。何故なら購入して利用する経費が自分たちの経費を軽くする訳ではなく、むしろ支出は大きくなると判っているからだ。だがそれでも地球に優しい事に協力できるのであれば、というボランティア的考え方をしていたのは間違いない。実際に、維持するにはかなりの金額が必要とされていたのだ。

 だが現在の日本では、ハイブリッド車にしても太陽光発電にしても、まずは自分の懐が痛まないかどうか、という誤った前提から出発している。太陽光発電など、長い目で見たところでペイするはずはないのに、である。維持するためには様々な経費がかかるし、またパネル自体の寿命、電気配線、管理装置、その他で定期的なメンテ、交換が必要となる。説明したところでキチンと理解する人は少ない。
 そういう人が10年後、20年後にどうしなければならないか判った時が楽しみである。なにせ現在太陽光発電システムを推進している人たちは、その頃にはとっくに引退している(あるいは死んでいる)のだから、我関せずなのである。

 ひとつだけ明言しておくが、永久に使える機械などあり得ない。長寿命の製品も、今のメーカーが自分の首を絞める事など喜んですると考えられるだろうか。そういう事だ。


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