どんぐり1号のときどき日記
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2010年09月24日(金) どんな特撮

 今日は天気が悪いが、26日は晴れるという予報だ。26日は霞目駐屯地でブルーインパルスが飛ぶので、出来れば晴れて欲しいものだ。

 ところで、先日「ライトスタッフ」を貸した子に、特撮について聞いてみた。
 CGIが普通な世代だが、さすがにCGIではないと判るらしい。ただ基本はミニチュアだと教えると、これには心底驚いていた。それまでミニチュア特撮をほとんど見た事がないという人が、空の下で光の加減が自然なミニチュアによる撮影は、ミニチュアだとは気づきにくいらしい。これは結構意外な発見だった。ミニチュアをオモチャだと感じるかと思っていたのだが、やはりそれなりに気を遣って撮っていた映画なので、特撮に詳しくなければ判らないのかも知れない。世の中は我々が思っているほど目が肥えているのでないらしい。
 つまり円谷を初めとする東宝特撮などは、あまりにもミニチュア然としているからすぐに判るのだろうが、「ライトスタッフ」のように、極力ミニチュアだと判りにくいように努力して撮影している作品だと、今の世代には判らないのかも知れないのだ。

 そう言えば、「サンダーバード」を始めとしてデレク・メディングスが特撮を担当した一連の作品はどう感じるのだろうか。それも気になってしまうではないか。ミニチュアなのにリアルだというかなり特殊な映像なので、こういう物がどう見えるのだろうか。自分には特撮映像は感覚的にある程度判ってしまうので、今の世代の見え方に興味はある。


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