どんぐり1号のときどき日記
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2010年09月17日(金) 鉄人、届く

 密林から、押井監督作品のDVD「鉄人28号」と「28・1/2」が届く。
 「鉄人28号」は舞台で、以前NHKでやった物だが、メーカーの話によれば、あれとは多少内容を変えてあるらしい。そもそも歌詞の字幕がなくなっているのは驚きだ。結構難しい単語の羅列なのに。
 「28・1/2」はまだ見ていないが、もしかしたら「トーキング・ヘッド」のリメイクなのかも知れない。企画書を見る限り、そうとしか思えないのだ。少なくとも、基幹部分は同じである。

 なおライナーノーツには、押井守は、かろうじて戦後を感じ取れる世代だと書いてあった。確かに東京などの中央はそうかもしれないのだが、地方は違う。我々昭和30年代初期の生まれであっても、幸か不幸か本州の北端に住んでいれば、まだまだ戦争のな名残は多かったのだ。さすがに進駐軍はいないが、防空壕の跡、不発弾、傷痍軍人、物乞い、そして時代の雰囲気がまだまだ戦後すぐの雰囲気を残していたのである。高度成長に入りつつあったとはいえ、なによりまだみんな貧乏だったから、戦争の思い出を語る人が多かったのである。
 だから私は「古き良き昭和の思い出」なんて言葉が大嫌いだ。田舎では、良い事なんてそんなに多くはなかったのが実情なのだ。

 中央しか知らない人間は、地方を知らなすぎるから、時々そういう部分で間違いを犯す。これは自戒して欲しい部分だ。


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