どんぐり1号のときどき日記
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会社の用事で町中に出たついでにHMVをのぞいたが、ナイスのCDはなかった…。ま、そんなものだ。
ところで、J.Rさんが「ヒート」をネタに楽しい紹介文章を展開している。 その中でも指摘されている通り、この映画は音響にかなり手間暇かけている。マイケル・マン監督は押井監督と同じく映画における音響効果の必要性を良く判っているのだろうし、そしてこれにより、銃撃戦の迫力はさらにパワーアップしている。
だが公開当時、私はこの映画を八戸の映画館で観た。つまり音響に関しては貧弱そのものだったのである。そして他の地方の映画環境もシネコンがまだないエリアでは、かなり悲惨だったのだ。さらに問題なのは、中央の映画関係者はそれがまるで判っていないという事だ。すべての人が素晴らしい環境で映画を観ている訳ではない、というのが全く理解されていないのである。なにせソフトを買って自分の家における環境の方が迫力があるくらいだったのである。 つまり、せっかく映画館で観たのに銃撃戦の面白さも半減だった、という事なのだ。絵としてはとても迫力があったのに…。
もっとも上映されない映画が多いと言うより、上映される映画が少ししかないというのが地方の実情なので、映画館で観られただけマシだったのかも知れないが、同じ金額を払っているのに、やはり中央はずるいと思う。
ちなみに「攻殻機動隊」あたりの押井監督作品に人が入らなかったのは、地方都市で全く上映していなかったからという単純な理由なのだ。私は盛岡まで観に行ったくらいだが、普通の人はそんな事はしないのである。某鈴木プロデューサーは、そういう事実がまったく理解できていないらしいが、それが中央にしか目の向いていない人間の実情なのだ。それでヒットの戦術を考えるなど、まさにお笑いである。
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