どんぐり1号のときどき日記
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雑誌を立ち読みしてちょっと気になる事など。
最近話題の、F-16のドーサルスパインとコンフォーマル・タンクだが、元々はイスラエルの独自改修機の装備だったとは知らなかった。さすがはアメリカに次いで実戦経験の豊富なイスラエルである。兵士の生存率を上げる努力とスピードに関しては、世界でもトップだと言える。 それはともかくとして驚いたのは、ドーサルスパインが実はメーカー・オプションとして最初から存在していたという所で、これには技術者の先見の明を感じる。他の戦闘機では、あまりない事だ。なおアメリカ軍はこれを使おうという気が全くなかったらしいが、このイスラエルの改修機を見て、興味がわいたらしい。 ただしF-16のコンフォーマル・タンクを装着した形はかなり格好悪い。一見すると、私の嫌いなF/A-18のようなシルエットになってしまっているからだ。それでも結局F-16は、F4のように改修余地が大幅にある機体だというのが判ったので、まだまだ改修されて使われそうだ。唯一の弱点は単発だというところだろう。エンジンに関しては故障が異様に多いというのが、三沢では常識なのである。
タニコバのガヴァメントGM7は、大昔のGM2のようにプラのカートを利用するのだが、すこぶる調子が良いと評判だ。 ネット上の動画で見ると、オープン・デトネーター方式なので、銃口よりエジェクション・ポートの方が明るく見えたりするのが面白いが、とにかく快調に回転している動画が多い。そんなGM7が某所のネットで2万円ちょっとという信じられない価格で売られているのを知ってしまったのだが、これは鬼のように安いという事になる。これはもうかなり欲しい…。 ただ、タニコバ・ブランドと言う事は、彼が亡くなった時が心配だ。マルシンにはカートなどの製造をする気はないようだし、カートの材質であるプラも特殊なものらしいので、他社が簡単に製造するのは難しくなるだろう。 おもちゃの世界も何かと大変であり、それを追いかけているユーザーも頭を使うのである。
デジタル一眼の世界も、本格的にミラーレス時代に突入したようだ。 確かにミラーレスというのは構造上非常に有効なものではあるのだが、あの独特の音はどうするのだろう。ちんけな電子音で代用するのだろうか。少なくともポートレートを撮る時にあのシャッター音というのは重要な要素なのだ。経験上、最初はぎこちないモデルもあの音で乗ってくる事が多いし、またあの音が取っているタイミングを相手に教えているのである。だから私は連写を使わない。撮影テンポが乱れるからだ。 いずれにせよ、カメラの世界もそろそろ知らない世界に突入のようだ。今後はデジタルという新しいステージでカメラもどんどん変わって行くのだろう。それでも写真を見る楽しさは変わらないとは思うが。
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