どんぐり1号のときどき日記
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2009年11月09日(月) 淡々と

 いやぁ、しかし会社に行くのがおっくうだ。

 昨夜、youtubeでAnyone's Daughterを見ていたが、その流れでGrobschnittのSolar Music Liveを見た。
 このアルバム、実は結構異質なのではないのだろうか。なんというか、今まで聞いてきたGrobschnittと、かなりイメージが違うのだ。もちろん私が浅学だからと言うのもあるが、それにしてもなんだか意外な感じがしてしまう曲である。だから面白いとも言える。やはりミュージシャンたるもの、何かしら違う事はやって欲しい。それが例え失敗作となっても、ワンパターンを続けるよりは良い。

・Grobschnitt - Solar Music Live
http://www.youtube.com/watch?v=0P4ndS-6Lmk&feature=related

 ニュースを見ていたら、テレビ東京の社員が飲酒運転で当て逃げして逮捕されたというのがあったが、それに対するコメントで「パンがなければケーキを食べればいいじゃない。ニュースがなければ自分で作ればいいじゃない。『見下げた』プロ根性です。」というのがあった。座布団2枚である。

 なにげなくしりあがり寿の「ジャカランダ」を読み返す(実はこれ、サイン本だ)。
 後書きで本人は、「方舟」と対をなす対局の話だと書いているが、私は「方舟」の方が好きだし絶望しかないはずなのに安らぐこの話が好きだ。「ジャカランダ」は最後に希望があると言うが、私にはあれが希望だとは思えない。一つには私は朝が嫌いだというのもあり、朝のイメージはとても悪いのだ。一日で一番好きなのは、やはり黄昏時である。
 それはともかく、この「ジャカランダ」の凄いところは、ただひたすら300ページが破壊だけに費やされているという点だ。本当に淡々とそれが続くのである。今時ドラマも入れずに破壊の描写だけで300ページを描くなど、そうそう出来る事ではなく、これは純粋に凄いと思う。多分「しりあがり寿というブランド」だから許されたのではないだろうか。
 いずれ彼の作品としては普遍性がある方なので、人に勧められる。こういう作品が成立するというのを認識するだけでも、読む価値はあるだろう。


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