どんぐり1号のときどき日記
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| 2008年12月07日(日) |
「トラ・トラ・トラ」購入 |
昨日は会社から帰るのが遅かったので行けなかった眼鏡屋を覗きに行く。 遠近両用眼鏡を作りたいからなのだが、どこも結局高くつくらしいので迷ってしまっているのだ。今回はとりあえず和真へ行ってみる。ここは鼻にあたるパッドが上下に動くので、遠近用のレンズには良いかもしれないと思ったのだ。 実際検眼し、フレームをチェックした限りでは悪くなさそうだったが、いかんせん当初の予定より金額がはるかに高くなる。結局目が悪すぎて、レンズ自体の価格が上がってしまうのである。 今の時期でも6万はちと痛い。早く眼鏡を新調したいのに、困ったものだ。
急いで本屋へ寄って「テレビ番外地」(石川勝)と「ビートルズの謎」(中山康樹)を購入。内容について詳しくは後日。
その後、用事があってヨドバシに行ったら「トラ・トラ・トラ」のコレクターズ・ボックスが出ていたので、ちょっとばかり悩んでから購入する。悩んだのは、当初の予定が「プロデューサーズ」と「テルマ&ルイーズ アルティメット・コレクション」を買うためだったからである。これも早いところ欲しいのだが…。
いずれ買ってしまったものは仕方がないので、帰宅後に半分ほど見たが、やはり面白い。 良い映画は、そもそも映画の構成自体が良く出来ている。この辺が「パール・ハーバー」との一番の違いだろう。同じ話なのに違う映画になるのは当然としても、「パール・ハーバー」は映画としてつまらない訳で、あれはひたすら戦闘シーンを見るための映画でしかないのである。問題なのは、その辺が良く出来ている事なのだが…。 対する「トラ・トラ・トラ」は、真珠湾攻撃に至る過程が日米双方の苦悩の上に成立している事が克明に描かれており、非常に緊迫感溢れる展開になっている(だからアメリカ版では渥美清のシーンがカットされたのだろう)。少なくともどちらか一方が悪いというのではなく、どちらも自国のためにできる限りの事をしているだけだという描写は、映画としては正解である。元々戦争とはそういうケースがほとんどなのだから。 そして面白いのは、真珠湾攻撃に至るそれ以前の状況の説明がほとんどないのである。つまり当時の人間にとってこの辺は歴史の事実として判っているべきだ、と言っているようなものなのだ。現在のハリウッド映画の制作方法からすると、絶対にありえない構成、演出であり、これを大作映画がやれたのだから、1970年代はまだまともな時代だったと断言できる。 いずれ今の目で見ても充分良く出来た映画であると言える。なにせセリフではなく、演技で状況を説明しているシーンがちゃんとあるのだ。日本側のシーンでは、重要なシーンのほとんどがそういうパターンで、文字通りの演技なのである。これは最近のハリウッド大作映画では皆無だろう。そういう意味でもまだ「映画」していた時代なのである。
ところで真珠湾の攻撃シーンには音楽が全くないが、やはり「空軍大戦略」で学んだ成果かもしれない、と思ってみたりする。すぐれた戦闘シーンには、特別な意味がない限り音楽は不要なのだ。エンジン音、爆音、その他の周囲の音だけで充分状況が語れるのである。時には無音があっても良い。 音楽はひとつの方向性を示してしまう可能性が高くなるので、映画としては、場合によっては音楽無しで構わないである。これはカー・チェイスでも同じ事が言えるのだ。
とか思いつつ、やはり本物は良いなぁ(もちろん、ラジコンなどの併用はあるのだが)、と単純に画面に見入ってしまうのだった。
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