どんぐり1号のときどき日記
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2008年03月14日(金) 懐かしい高橋和巳

 先日買った「小松左京自伝」をチマチマと読んでいるが、最後の方の高橋和巳に関する部分は非常に面白い。

 実は大学の頃に高橋和巳にはまって結構読んでいる。ただし小松左京と京都大学で一緒だったとは全然意識していなかったので、純粋に高橋和巳の小説として楽しんだのである(実は私小説と言われるジャンルも好きだったりする)。だから「日本の悪霊」なんかはかなり好きなのだが、今回のインタビューでお互いの小説の狙いと展開が説明されており、かなり役に立った内容である。
 そしてやはり自分は高校から大学にかけてそこそこ面白い小説を読んでいたのだと改めて思ったりする。それが現在の役に立っているかと言えば別に役立ってはいないが、本を読むという事は究極の自己満足であり、仲間うちでの会話では役に立つから、そういう意味では自己を確立するという事において助けにはなっていると言えるだろう。

 しかし今日初めて知ったが、高橋和巳の処女長編である「悲の器」が実はテレビドラマ化されており、これに女優としてドラマ初出演したのが野際陽子だったそうである。
 さらに、高橋和巳の妻であった高橋たか子は小説家なのだが、彼女の「誘惑者」はあの三原山自殺幇助事件をベースにしており、ここで大野安之へと繋がっていく。
 なんだか妙な繋がりを感じて面白い。

 なんて高尚な事を考えながらネットを見ていたら、マルシンからマテバが8mmのエアガンとしてモデル化される、というニュースが引っかかってきた。もちろんマテバとは攻殻機動隊でトグサが使ったあの銃である。

 しかし世の中のGUNファンは、本当にあんな物が欲しいのだろうか。私にはどうもこの銃の魅力が判らない。ユニークだとは思うが、かっこ悪いとしか思えない。少なくとも自分で欲しいとは思えないシルエットなのである。
 基本的に自分が好きな銃はセミ・オートマチックといわれるジャンルなのだが、今時の銃は皆似通ってしまい、やはり昔の銃が好きである。そしてリボルバーはといえば、好きな銃はかなり限定されてしまい、チーフ・スペシャルやパイソンといった非常にオーソドックスな物が好きだ。
 これらの銃はデザイン的に美しいと思うのだが、どうもマテバはグリップあたりのラインが好きではない。いずれ店で見ても「ふ〜ん」で終わりそうだ。


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