どんぐり1号のときどき日記
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2007年10月08日(月) 大人の書き方

 午前中は実家の買い物の手伝い。
 この時実家で使用している150センチほどの高さのライトが壊れたというので、分解してみる。スイッチが壊れており、オンに固定出来ない。この程度なら同じスイッチがあれば簡単に交換できるのだが、いかんせん現在はこの手のスイッチを単体で買える店がない。少し前までは、町中のダイエーにも部品店があったのだが、現在は全くなくなってしまった。スイッチだけの問題なのに入手できないのはどうかと思う。
 ちなみにスイッチ部分はかなり狭いので、手持ちのパーツではどうしようもなかったのである。
 という訳で、最終的に粗大ゴミとなる。とりあえず切断すれば燃えないゴミとして出せるので金ノコを引っぱり出して切断したのだが、驚いた事に支柱がスチールではない。半分くらいまで切り込みを入れると、あっさりと折れてしまうのでよく見ると亜鉛合金である。スイッチといい支柱といい、値段の割にはいい加減なものだ。

 午後はちょっとだけ外出して、その後ビデオ・クイズの案を練る。

 立ち読みから。
 今回のロッキンオンの渋松対談は面白い。危なく書店で噴出すところだった。
 渋谷はツェッペリンを愛するが故に、かなりクールに今回の再結成ライヴを見ている。「ノスタルジーで見るなら良いが、現状の社会では、彼らを最強の現役とみなしているのが恐ろしい」という、極めて大人の書き方をしている。これは良く判る。要は現在の彼らのテクニックは、とても現役と較べられるようなものではないという事だ。やはりツェッペリンは現在でもアルバムが売れているので、働く必要がないのである。
 それでも元々ライヴが好きな連中は、それなりに技術をキープしているが、ツェッペリンはどうもそういう部分は弱い。近年のアルバムやライヴを聞くと、良く判る。テクニックのないツェッペリンを、一般社会はどう見ているのか、結果が楽しみだ。
 ただし今回の渋松対談は、これとは関係ない前半の方がはるかに面白い。念のため。

 写真の解説本で「おしゃれなポートレイトの撮り方」という魚住誠一氏による本があった。
 まあはっきり言って、初心者には役に立たないだろうし、それなりの技術がある人にもあまり意味がなさそうだ。結局私のように中途半端な技術しかない人間にこそ面白い本なのだろう。そういう意味でも中途半端な解説本なのだが、中には面白い記述もあった。
 それはあるミュージシャンは自分の写真を撮る時にティルト・レンズを使用させているというのだ。なかなか大人の書き方だったか、明らかに写真ではスタイルを大きく改竄しているという事だ。そしてそれ以後この手の撮り方をするミュージシャンなどが増えているという。

 元々この手の写真は広角をうまく利用してスタイルを良く見せていたが、広角ではある限界を越えると非常に不自然になる。それがティルト・レンズの使用でほとんど別人にまで変形できるのだ。ある意味で、そこまでやってしまったら改造人間だといわれるかもしれない。
 まあCDジャケットのようなアイテムなら別に構わないが、自身のポスターでそれはまずくはないのだろうか。といっても別に日本の芸能界は気にしていないようで、要は売れればいいからだ。
 まあどうでもいい世界の話である。


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