どんぐり1号のときどき日記
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ついに冥王星は、太陽系の一員としての歴史から消える事になった。 ネット上では「謹んでご冥福をお祈りいたします」という人を喰ったセリフが挙がっていたり、あるいは「銀河鉄道管理局からのおしらせです。冥王星は惑星から降格されたので、特急は止まりません。」「ええっ!?999停まらないの!?」という笑わせるネタまで、とにかく賑やかである。 いずれにせよ、宇宙という物に少しでも興味を持った者にとっては、良い悪いは別としても大事件なのである。 しかし冥王星が実際に消えてなくなると思っている人も結構多いようで、小さい子供じゃあるまいし、少しは自分で物事を考えたら良いだろうに。
ところで。 会社の私の部署3人と支店長とで、ちょっと外装材のメーカーの営業所に見学に行ってきた。見学自体は支店長に時間がないというのであまりゆっくり出来なかったのが残念である(もっとゆっくり見学させろよ)。 この時、行き帰りの車中の会話で、支店長が様々なネタを披露していた。タイルの歴史、急須などの話題、雷の知識など歴史文化科学とバラエティに富む内容である。このあたりがなかなかすらすら出てくるところは面白かったし、私の他は私より10歳位若いせいもあるのだろうが、全て初めて聞くという事で感心しながら聞いていた。
ただ、色々と間違った知識も混ざっていたり、説明不足で誤解を招きそうな部分もあったのだが、私としては話の腰を折ってまで訂正するつもりはない。なぜならここの支店の人は、そういう事を嫌うからだ。本来なら喜んで訂正したり補足をするし、実際八戸にいた頃はそれが私のスタイルだったので、雑学に関してはかなり頼られていた部分もある。 だが、ついこの間まで私の上司だった人は、自分が聞いている人以外からの意見は絶対に聞く耳を持たなかったし、多かれ少なかれ皆その傾向がある。特に前の上司は、表面上は聞くフリをして、裏で馬鹿にするのである。あれは相手に対して失礼以外の何ものでもなかろう。結局、聞く相手は自分がわざわざ選んだのだから、それが正しいのだと信じているのであり、つまりは思い込みが強過ぎるのだ。まあ彼に関してはどうでもいい。今後の世渡りで恥をかいていけばいいだけだ。
しかし若い彼らは結果として間違った知識を得た事になる。もちろん彼らに関しては折をみて色々と訂正していくつもりだが、多分無駄になるだろう。そういう社風になってしまっているのだし、雑学を訂正するというのは、はっきり言って難しすぎる。 訂正するタイミングが再び来る可能性は、冥王星が惑星に復活するよりも低いのである。
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