どんぐり1号のときどき日記
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| 2006年04月24日(月) |
一峰版ウルトラセブン |
昨日は子どんぐりの要望で、一峰大二の「ウルトラセブン」を購入している。 もちろん桑田次郎の作品は読んでいたので、どうも興味を持ったらしいのだが、結論から言うとやはり今ひとつ物足りなかったようだ。予想はしていたが…。
そもそも元の作品自体が勧善懲悪ではなく、桑田版はそれを踏襲していたのだが、一峰版はほとんど勧善懲悪であり、やはりウルトラセブンにおける苦悩する人間像がうまく描かれていない。 過去の作品を見ていると、彼の作風がもっとも似合うのは勧善懲悪に近いストーリーで、それでこそ本領を発揮できるようだ。もちろん悪い方が最後には改心するとか、あるいは悲惨な死に方をして後に教訓を残すとか、良くも悪くも少年漫画の世界なのである。 やはり彼の最高傑作は「電人アロー」という事だ。
さて、あとはなんとか「ケネディ騎士団」を買わなければならないのだが、1,800円×4冊というのはなかなかキツイ価格だ。もっとも古本で揃えるよりは、はるかに安上がりではある。しかもこのシリーズは、余程の事がない限り、言葉や絵の差し替えは行っていないところが好ましいので、ムリに古本を買う必要もない。 近年、言葉の差し替えなどは当たり前だが、絵自体の差し替えもかなり見かけるので、こういう復刻版は頼もしい限りである。
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