どんぐり1号のときどき日記
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衆議院の解散で、議員は大騒ぎしている。 しかし何か勘違いしている人も多く、かなりの人が小泉首相は実際には解散しないと「信じて」いた節がある。これは政治家としては「究極のバカ」としか言いようがない。小泉首相というのは、あまり胸のうちを語らないが、言った事はすべて実行しているのだ。 もし自民党が崩壊したら、それは他ならぬ郵政民営化反対に動いた自民党議員の責任である。誰かに文句を言う筋合いは全然ない。 でもこれで自民党が崩壊しても別に構わないが、それで民主党のような情けない政党がトップに出てくるのも困る。 民主党が政権を取ったら、まず確実に日本はダメになる。夢物語しか語っていないし、そもそも実行力のある人間がいないのだ。 やはり小泉という人は、稀代の政治家だと言える。
そんな中、ディスカバリーは無事に帰還した。ただし天候のせいで着陸はエドワーズ空軍基地へと変更された。 しかし無事に帰還したとは言え、スペース・クラフトとしては満身創痍、もはや限界だという事を露呈している。実はシャトルはその任務上、非常に問題の多いシステムなのだ。耐熱タイルが頻繁に剥離する事はもう常識だが、例えばあのカーゴ・ベイが完全に閉まらなかったら、それだけで帰還は不可能になる。搭載燃料や電源の問題もある。そもそも基本設計が古いので、メーカーもパーツ供給を止めているし、メカとしての耐用年数も限界にきている。死者の出た事故が二回しかなかったというだけでも奇跡的なのである。 安全性を考慮すると、使い捨てシステムの方がはるかに優れているし、そもそも再利用のメリットである経済効果も、実は使い捨てより金がかかるという矛盾を抱えてしまっている。 簡単に言えば、スペース・シャトルというのはその始まりからして無理があったのだ。
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