GRAPEVINE in a lifetime presents another sky@人見記念講堂

2022年07月02日(土)
2日目
追加で決まった公演ですね
明日は元々キスマイ取ってたので
追加が決まっても被らなかったのはセーフだった
3日連続ライブってどうなんだ、、
とは思ったけど椅子があるから心強い。

人見記念講堂
きのう初めて行ったけれど
なかなか広くて奥行きも天井も広々
こんなホールがあったんだなあ。
席が前だったから音の響きは判断しづらく
空調も暑く感じたけど
2階席も眺めが良さそうでいつか座ってみたい。

何度も言ってる気がするけれど
過去アルバムの再現ライブって、それほど好きではない
昔の曲が今の演奏で聴けるのは嬉しいけど
元々バインは過去曲やる方だし
ライブでアルバムまんま曲順やるっていうのも
テンションが上がらないというか
今の新しい曲の魅力が強いからっていうのもあって。
だから、盤を聴き返したりすることもなくライブをむかえて
ああそうか、こんなだった、と

頭の中の時間が引き戻されるのなんか、あっという間だった
マリーのサウンドトラックを聴いて
ずるりと水の中に引っ張られるような感覚
あのときから、another skyには水のイメージがある
skyだけど。

若かった
なにがつらかったわけもない
ただ日々を生きていくだけでなにかが引っかかっていて
それが「なにか」言い表すこともできない
行きたかった大学に通えて、都会に暮らして
なにかが羨ましかったり、なにかが息苦しかったりの
若さ。と今、言い表してしまっているのも心苦しい、あのころ。

20年前といえば
ちょうどこの日記を始めた年でもあり
初めてロックフェスというものに参加した年でもある

思い出したのはあの景色
ロックインジャパンフェス2002年のグラスステージ
今ではとても考えられないようなグラスの広大なステージ
初めて感じた、こんなに大きくて解放された音楽があること
芝生の緑、風の温度、強烈なまでの夏の空

爽やかさと、混沌の混ざり合った蒼い音
あのときの記憶ともうひとつの空
いま足元から掴まれるような蒸し暑さの中で揺さぶられる。

記憶の旅が盛んになったのは
再現を終えてからの方が色濃かったな
study、scare、ニアラズ、これはもう記憶旅きっぷのコンプ
リーダーの影が見える。2002年の景色であることに違いない。

まだあと400万曲ある、と笑うタナカさん
この曲たちに、いろんな空を、いろんな水中を
見せてもらってきた。時間の欠片が頭を埋める

ブルーとピンクのライティングがなんだか懐かしも感じた
どれがいつ感じたものなのかハッキリはしないけれど
ずっと、この音と一緒だったことだけはわかっている。

きのうはArmaだったアンコールが、Alrightに変わっていた
より明るい終わりの選択
どちらもとても、彼ららしくて、気持ちが良かった
今年はデビュー25周年
まだこれらも、と思える夏の夜

外に出ると、じっとりと肌にまとわりつく湿度と熱
今年の夏は、少し急ぎ足

1.マリーのサウンドトラック
2.ドリフト160(改)
3.BLUE BACK
4.マダカレークッテナイデショー
5.それでも
6.Colors
7.Tinydogs
8.Let Me In〜おれがおれが〜
9.ナツノヒカリ
10.Sundown and Hghtide
11.アナザーワールド
12.ふたり
13.CORE
14.さみだれ
15.Gifted
16.ねずみ浄土
17.コーヒー付
18.1977
19.STUDY
20.Scare
21.R&Rニアラズ
22.風の歌

E1.Alright




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