2020年07月26日(日)
しとしとぴしゃん
水が滴ってくる室内。
今日も雨。

大家に連絡して見てもらいました。
外壁側から直せるーとか言ってたけど
ホントなのかなあ。おいおい。困るわね。

配信で「彼らが本気で編むときは、」を観た
公開時から気になってた。
観てよかったー すごくいい映画だった。

まずみんな一言目に言うだろうけど、生田斗真が美しすぎる。
リンコさん聖母かよ、、
体格は男性なのに、仕草も喋り方もいつもと全然違ってて女性
切なさやるせなさを抱えた女性ではあるんだけど
明るく愛にあふれた面がチャーミングで
リンコが母親から愛情を注がれていたことがわかるし
そんな母の愛情は、トモやその母やマキオにはあったのかな
と思わされて。
家族とか血の繋がりとか男とか女とか
どこにもみんなが同じで、一般的だとかこれが普通だとか
そんなものない、って思う。
幸せで普通に見えたって同じじゃないし
異常に見えても、ほかと変わらない面もある。

平凡な私も、女の子らしく、って言われるの
つらくて堪らなかった時期があった。
男の子が好きだったし、少女漫画も好きだったし
でも自分が女なのは嫌で、違和感があって
周りの子はみんな正常に見えて
わたしは違うんだ、私だけが苦しいんだ、とか思ったりさ。
見た目は変わらなくても、中に抱えてるものはそれぞれ。

子役の子がほんとに自然でかわいくて。切なくて。
子役がナチュラルですばらしい作品は
丁寧に撮られてるなあという印象がある。

ご飯も美味しそうだった
メインの「編み物」にもいろんな意味を込めていて
小物のちりばめ方も巧みだなーなどと唸って。
編み物のひと目ひと目のようにワンシーンずつ紡がれる。

幸せなシーンがいつまでも続けばいいのに
と思ったころにエンディングがきてしまって
それぞれの決断があるんだけれど
ふ、っと笑えるような切ないようなラストシーンの先に
彼らの日常が幸せに続きますようにと願った。





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