2019年03月15日(金)
映画の感想書こう書こうとして
まとめることができず。
下書きしながら1ヶ月経つという。

今日は有休で、また観てきたトラさん。
きのうまでで公開日から上映してた劇場はほとんど最終で
渋谷は まだやってるから行ってきた。
渋谷ヒューマックス、たくさんポスターあるし
エレベーターもトラさんでデコレーションされてるの。
すてきー
ポスターに監督のサインもあるし。

がっぷり観たくて前方の席を取る。
視界いっぱいにスクリーンの方が
多少見上げる形になってもダイナミックで良い。

もうほんとにお別れかと思うと今までより切なくて
笑えて、泣けて
いつも北山くんの表情の豊かさが大好きだから
トラさんはぴったりだったなと思う。
コンビニ前で人間の食べる肉まんを羨ましがって
目を潤ませるシーンも、
そのあと食べ物もらって
うんんんんめーー!って叫ぶのも
飼ってよ〜っておねだりするのも
妻や娘を守りたい、と気持ちを新たにする顔も
原稿に向かうシーンも
ずっとずっと焼き付けたかった。

妻と子のシーンも本当に泣いちゃう
前も書いたけどほんとに子供がすばらしい。
友達と見たとき
「だんだん自分の息子に見えてきた」
と言っていた。
彼女の息子はまだ4歳だし、似てもないのに
観客の心に重なる姿を映し出してるのってすごい。

妻の多部ちゃんもナチュラルで
もちろん、こんなクズ夫にこんな良い奥さんいるか??
ってリアリティはないんだけど、
ずっとこの夫婦は笑って支え合ってきたって伝わる。
通夜の描写、日めくりカレンダーの演出とか
家族が亡くなったときの
淡々とした感じ、悲しみの時間差、
主役が猫着ぐるみであるファンタジーを現実と繋ぐ。

見るたびに噛み締めて味わい深くなる作品だった
主演に関しては、ファンの贔屓目もあったと思うけど
友達に勧めたくなる、また何度も見たくなる映画だった。

また会いたいなあトラさん。
DVDになるよね? 待ってるー



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