血の滲む手で憎しみを喉元へ押し込むような。 |
| 2010年07月16日(金) |
一週間のくたくたに包まれたまま つい通りすぎてしまう新宿三丁目。 戻って映画館。
告白。http://kokuhaku-shimasu.jp/
原作を読んでいる友達と、前知識なしの私。 夜に観に行ったほうがいいという助言を受けて。
私の娘は、このクラスの生徒に殺されました。 CMでも使われるこの衝撃的な言葉 犯人探しや謎解きのストーリーかと思ってたら 全然違って度肝抜かれた。
最初の、松たか子演じる森口先生の告白シーンすごかった。 めまぐるしいほどのカット割り 生徒それぞれの動き、言葉、音楽、 緻密で息が止まるくらいの緊張感。 CMや音楽ビデオのような映像表現もたくさんあって そのきれいさが、物語の残酷さを鮮明にさせる。
復讐。 憎しみからはなにも生まれない なんて言うけど、それだけが生きる原動力だとしたら。 生徒たちの描き方もすごかった 犯罪者に憧れたり、生きる意味を考えたり 親との関係もクラスの集団心理も劣等感も 中学生ならだれにでもある感情で 一線越えてしまう、心理描写がリアルでゾクゾクさせられた。
だれも幸せになれない。とんでもない結末。
観たの夜で正解だった。 こんなの夏の日差しに晒されたらたまらない。 あー。落ちた。どっぷり。 原作よりキツかったと友達談。 映像も音楽もすごかったもんね。
でも見てよかった。 中途半端な偽善なんか一切なくて突き詰めてて 映像はしっかり作りこんである、すごい映画。 すごいって何回言ってんだ。 けどそれしかない。いろいろ考えた。 考えすぎてビール半分でパタン。 くだらない。
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