GRAPEVINE Tour2009@ZEPP TOKYO

2009年11月28日(土)
小春日和とお天気おねえさんが言う。
窓の外はたしかに明るい。
洗濯もできずしばらくだらだらしてしまう。

久しぶりのお台場。
ヴィーナスフォートは改装中で
クリスマスムードはまだ完全ではない様子。
軽くお茶をして会場へ。
今月のBLITZで買ったチケットは2000番台後半で
開場から30分ほど外で風に吹きさらされた。
行くと決めているライブのチケは早めに買うべきと学ぶ。

ビールを飲んで身体の芯から冷たさがしみる。
期待は高まる。今日は実質ツアー最終日。

18時10分ごろ暗転し、静かにメンバー登場。
ほろりとTwangからスタート。
リラックスしたようす
NOSのアウトロのお遊びの和やかさも
SUNでの引きちぎられそうな切なさも
どこへ行くのにもなんのためらいもない。

暑くて集中できなくなり一瞬外へ。
冷たい飲み物を買い中へ戻ろうとしたら
一番後ろのドア前までパンパンに人がいてびっくり。
スイマセンと言いつつなんとか少し中へ入るも
前が全然見えない状態。なにこの人気バンド。
見えないのは残念だけどニヤニヤする気持ち。
ワインタイムで西川さんお誕生日のくだりがあり。
ソムリエ連れてツアー周ったとかなんとか。

Permanentsのコーナー。目を閉じてどっぷり。
もう1曲やっていいですか
で3曲目にやったそれでもには撃沈。
だってあれはずるいって。ああもう目が。つーん。

めそめそしたあとで恒例の茶番レスポンス
せーの、グレイプバインー
でメンバー呼び入れ後半戦。
Darlinの金戸さんお遊び見えず一生の不覚!
ジュブナイルから疾走の流れもよかった
赤坂で感じた違和感はなんだったんだくらいに。

すごいって思うけど、このすごさの説明ができない。
昔の曲も今の曲も区別なく気持ちが揺れる。
そこには不安がまったくなくて
この安定感と振れ幅のギャップはなんなの
とても熱くて静かで不思議な時間。

自由に身体で乗る人いればじっと動かずに聴いている人も。
一体感とかないからね
とタナカさんが最初に言ったけど
最後拍手に包まれる会場内は
一体感以外には表しようがなかったんじゃないかなあ。

アンコール。
ツアー周ってると新曲ができるもんでねえ…
と新曲2つ目。ほんと止まらない人たちだ。スバラシー。
BLUE BACK、FLYと跳ねる曲が続いて笑いが止まらない。
ちょっとご褒美的な感じ。はあはあ。

今日はもうちょっといくでしょと再アンコール。
またもPermanentsの登場。
もう負けませんよ私の目は。こらえる。けど沁みる。
茶番ももいっかいやりたいやろ?
の一声に客歓喜!ぐだぐだの呼び込みグレイプバインー。
メンバーが演奏しながら笑っちゃうくらい
いろいろとやりすぎな感じで鳩。
最後だもの、これくらいがちょうどいいでしょう!
たのしかったあ!
聴きながら、沖縄超行きてー!!って思った。
いつかは。

まだ冬は入口。
観覧車の明かりがまわるお台場の夜は暖かかった。
ご飯がてら一杯飲んで
冷めやらず家でも一杯…ちょっと飲みすぎたかも。
でもまあこれも最終日の祝杯ということで。

来年もよろしく。2010年代も、よろしく!


<GRAPEVINE Tour2009@ZEPP TOKYO>
1.Twang
2.Pity on the boulevard
3.NOS
4.REASON
5.空の向こうから
6.SUN
7.Vex
8.hiatus
9.She comes(in colors)
10.Turd and swine
11.遠くの君へ(Permanents:田中高野)
12.会いにいく(Permanents:田中高野)
13.それでも(Permanents:田中高野)
14.新曲
15.Darlin' from hell
16.Afterwards
17.ジュブナイル
18.疾走
19.それを魔法と呼ぶのなら
20.小宇宙
21.指先
22.CORE
23.フラクタル

E1.新曲
E2.BLUE BACK
E3.FLY

E4.smalltown,superhero(Permanents:田中高野)
E5.鳩



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