GRAPEVINEインストア@タワーレコード渋谷

2005年09月11日(日)
昼間、良い天気。
埼玉っ子たちに誘われて
公園でピクニックすべく電車に乗る。
すげー懐かしい場所で降りる。3年ぶりくらいか。

ピクニックっていっても芝生の上で酒飲むだけ。
近くの売店のようなテントから
誰の選曲なのかYUKIやらくるりが流れてくる。
良い感じだ。
日曜の昼だけあってファミリーもいっぱいいる。
私たちもほのぼのフリスビーなんかやってみる。
良い感じだ。
男子の手作りおにぎりもご馳走になる。
良い感じだ。

なのに1時間もしたら雨が降り出した。
また雨か!稲荷山公園の悪夢再び。
ファミリーは続々と退避していく。
その間に仲間2人をエルレのライブへと送り出す。
残りの私たちも一時避難したりしてしのいだけど
やっぱりムリっぽい感じだった。
とかなんとかってる間に時間が迫ってきた。

友達とわかれ一人渋谷へ向かう。
タワレコでバインのインストアライブですよ。

店内をうろついてから階段の列へ。
少し待っていると列が動き出して入場。

19時ちょっとまわったところでスタート。
ブレイクスルーから。
わ。わ。
なんか今日あんまり盛り上がってない。
いつもならもっと前の方の人たちは跳ねたりして
キャーとかワーとかイエーイとかあるのに。
今日全然ない。

白シャツでビシっと決めているタナカさんも
アレ?って顔しててMCでは
今日はなんか…あーあれか選挙か?行ってきたのか?
とか言って苦笑いっぽい感じ。
タナカは選挙朝から行ってきたそうですよ。
偉いぞ有権者ロックンローラー。

本当になんだったんだろうなあ
今日のあの落ち着きっぷりは。
みんなインストアだから違う空気になったのか?
いやーいつもはちゃんと盛り上がるのになあ。
西川さんのギターがいつもよりハッキリ聴こえて
おおおーとか思ったりしたよ私は。
緑のTシャツは激しく似合ってないと思ったけど。

「放浪フリーク」の前に
これがシングルになるって話をしてて
アノ頭のカタイおっさんがこれをシングルにしろ言うて
だからイヤやなーってメンバーでは言ってたんですけど
…いやーここだけの話ね。
なんてタナカさんが言ってた。
あれですね。
ロッキ○オンの渋○さんね。
インタビューで絶賛してたっけ。
あんま信用せんほうが良い
ともタナカさんは言ってたけど。
良いのかあんなこと言っちゃって。

とはいえ「放浪フリーク」は本当に良い曲で。
あのイントロが始まっただけでは私は
ぐーっと眉間にチカラが入ってしまった。
やばい。
まだこの曲に出会ってから数週間。
もうこんなにも心に深く入り込んでいるのか。
もう何年もそばにあったように感じる。
歌いながら
マイクから少しでも顔が離れるその度に
にこにこと笑うタナカさん。
こんな切ない曲なのに
なにをそんなに笑顔で楽しそうなのあなたは。
でもそれがとても幸せそうな顔で。
また、深く刻まれていく。

余韻をぶった切るように「BLUEBACK」
ちくしょう。半ばやけくそのように跳ねる。
だんだん盛り上がってきた。
私はちょっと後ろの方にいて
隣の人ともすきまが結構あったので
自由に迷惑考えずにやらせてもらうことにした。
あのねえ
タダで入ってるからとかインストアだからだとか
そういうのどうでも良いからね。
みんなもっと楽しまないと損だよ。
バインが東京でこんな狭いとこでやることないんだから。
もっとこのチャンスを有効に、悔いのないように。
楽しんだもの勝ちなんだよ世の中は。
…まあ、じっくり静かに聴いてても
心から楽しんでいるという人もいるんだろうけど。
やっぱり最前あたりが盛り上がってないとさぁ
全体としての空気ってものが多少気になるじゃない。

久しぶりの「アンチハレルヤ」が楽しかった。
地味で暗くて重い曲も好きだけど
こういう幸せな色のついた曲がやっぱりもっと好き。

アンコールもハッピーに終わる。
アリガットさーん!ツアーもヨロシク!
って。うん。ツアー楽しみにしてる。

セットリスト/BREAKTHROUGH、その未来、アダバナ
新曲(ポリゴンのクライスト)、VIRUS、13/0.9
光について、放浪フリーク、BLUEBACK
ミスフライハイ、アンチハレルヤ、GRAVEYARD
En/ふれていたい

昼間に飲んだ酒を汗として蒸散させてしまった。
あーあ。やばいイタイ子かもワタシ。
でも楽しかった。
ワタシ、いまGRAPEVINEのライブが楽しいです。
楽しくてしょうがないです。

でも明日からは心を鬼にしてANATAKIKOUを聴きたい。
だって13日は宇都宮だし17日はワンマンなんだよ!
くそー。やばい。
うかうかしていられない。




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