キレイ ―神様と待ち合わせした女―@シアターコクーン
2005年07月11日(月)
ネタバレとか普通にしますよー。
チケット取ったの5月8日ね。
忘れもしませんわよ。
9000円もしやがるんだから、たけえー。
若菜ちゃん降板に伴い払い戻しするって知ったとき
ああこの紙切れがまた9000円に変身するのかい!
と若干心が揺らいだことは正直に記すとして。
ここ数日雨が続いたけれど
今日はもわあーっと蒸し暑い陽気。あっついって!
久しぶりの渋谷の街にぐらぐらしつつ
はなまるのうどんやデパートの冷気に癒されたりも。
友達と合流していざ会場へ。
Bunkamuraシアターコクーンは2回目。
「キレイ―神様と待ち合わせした女―」
5年前が初演の、再演舞台なんですな。
主演の酒井若菜が体調不良のため降板して
急遽代役を務めることになったのは鈴木蘭々。
はっきり言って初日まで2〜3週間そこらの期間で
主役を代わりにやるなんてありえない。
公演期間は1ヵ月、大阪もあるのにさ。
そんなわけで
どうなの?
という不安みたいなものも拭えなかったのですが。
いや、全然!
なにもぎこちない部分なんてなかった。
まあ、プロの仕事なんだから
いくら緊急事態だからって適当なことしないのは
当たり前のことだけれどね。
蘭々、歌うまいし可愛い。
日本のようでそうではない世界。
そこは3つの民族間の戦争が絶えることがない。
大豆で作った兵隊を
死んだら缶詰の材料にして食べてしまう世の中。
10年間地下に監禁されて育ったケガレ(蘭々)が
外の世界に出てから巻き起こるいろいろー
っていう物語。
ミュージカルです、一応。
松尾さんが酔っ払った演技をしながらふらついて
今から歌ったり踊ったりしまーす
とか言って幕が開く。
最初のケガレのテーマが良かった。
早くもグッときた。期待を煽られるというか。
セットもすごかったー。
さすがコクーン。お金かかってそう。
役者さんもやっぱりそれぞれキャラが立ってて。
ケガレとハリコナA(阿部さん)が
キャッキャと戯れてるのとかほんと可愛くて。
秋山菜津子さんも可愛かったなー。
橋本じゅんさんは相変わらずオイシすぎというか…
役者さんたちの表情までちゃんと見たかったなあ。
2階席はやっぱり遠くて表情までは見えない。
全体像はよくわかるけれど。
全体的なストーリーとしては
オチも含めよくまとまっている感じで
そんなに斬新とかってほどでもないんだけど。
過去と未来の時間軸を織り交ぜて
展開していくところはすごくおもしろかった!
ケガレとミサ(高岡早紀)が同調して
ケガレが地下からの
ミサが地下への扉を開けようとする最後のところは
一番グッときた。
どんなにケガレた過去があろうとも
すべて受け入れて生きてかなきゃいけない。
キレイなものを身の丈分ためこんで。
休憩を挟みながらも終演は22:40と長丁場。
3時間半も集中し続けるのは疲れたー。
ミュージカルも楽しいね。
たまに
この歌必要なのか?
って部分もあったけど。
♪オレよりバカなやつがいた〜
には笑った。はしゃぎすぎ。
チケット払い戻さなくて良かった。
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あまりの美人ぶりに2度見しちゃったもん。
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