堂島孝平 オレのすべて2005@SHIBUYA-AX

2005年03月18日(金)
久しぶりの渋谷。
んー。都会。
風が強くて花粉症の諸症状でまくり。
目がー目がー。しかも目薬忘れてきてたし。

さらに急にお腹が痛くなった。がほっ。
パルコで休憩後、18時半すぎにAXへ入場。
PAの前あたりでひっそり待機。

今日は堂島孝平10周年の記念ライブ1日目。
一人だけでやり抜くスタイル。
明日はGGKRとのバンドスタイル。

19時ちょうどに開演前アナウンス。
しばらくして開演。
暗転して、ステージがすこし照らされる。
なんにも置いてない。
そこへ堂島孝平、ダッシュして登場!
歓声の受け方がアイドル。

ひとしきり笑顔を振りまいたところで
シーっと指を口に当て、みんなを静かにさせる。
そして歌いだした。
ギターもマイクも持たず。
「サンキューミュージック」
うわああ。
いきなりアカペラでこの曲!?
AX2000人のお客さん相手に、一人のナマの声で
そんなありがとうだなんて言われちゃあ。
しかも最後の「♪ラーララ!」を皆で一緒に歌って。
こんなのフィナーレの勢いですよ。
アタマからもうかなり感動してきていた。

2曲終わってようやくマイクが運ばれてくる。
マイクを手にして嬉しそうに
♪渋谷は嫌いさ!道で絡まれるから〜
と即興でどうでもいい歌を歌ってみたりしていた。
あー可愛い。
今日は親御さんもいらしていたようで。
お母さん産んでくれてアリガトウ!って叫んでた。

懐かしい曲が続く。
と言っても私には新鮮な曲でもあるんだけど。
今までのシングル曲全部を
今日と明日でやりつくすらしい。

「25才」からやっと照明に色が付きはじめ、
そしてここで友情ゲスト登場。
「オレひとりライブだけど
この人たちがいなかったら今のオレもないし」
ヒックスヴィルの中森さんがギターで参加。
そのあと、同じくヒックスヴィルの真城さんも。
3人での「夜間飛行」、いつもと違ってオトナだった。
真城さんの歌声がセクシーで。とろー。

僕が前の事務所つぶれて悩んでたときに
3人で天ぷら食べに行って話した仲なんだ
って。そのおかげで今のSMAに移籍できたらしい。
という話題をキーボードに移動しながら。

またドウジマ一人に戻って。
皆にお題もらって即興で歌います
と。ドウジマ本人からは「警察官」
今朝たくさん見かけたらしい。
お客さんからは「3月10日」「人事異動」など
適当なお題が飛ぶ中「ドラえもん」という声から
話題がドラになり、お客さんの
今日大山のぶ代最後だよー
という一言から
じゃあ大山のぶ代に捧げる歌にするわ!
って。えええ!!
結局大山のぶ代がいつもみんなを見守ってる
という内容の歌になりました。結構メロディアス。
私、今日のラスト大山のぶ代録画してきてたから
変に感慨深くなっちゃたよ!

またギターに持ち替えて。
「Still」では恒例お客さんコーラス入り。
会場を半分に分けて
どっちがより元気に歌えるか試してみたり。
私のいた方は「60点!」て言われた。負けてた。
続いて「冬が飛び散った」で。
もともとこの曲好きなんだけど、
急に、急にすごく胸が詰まって目がうるんだ。
なんだこれは。

 「星に願いを託せるほど いつまでも子供じゃないんだぜ」
 駆けだしたレールの音 ぼんやりと聞こえてる
 それぞれの明日

そんな歌詞が一気に身体の中に入ってきて
懸命に歌う堂島さんと
一体になって楽しむお客さんたち
すべての温度をビシビシと感じた。
なんて、あったかいんだろう。

いつもよりシンプルな「45℃」でも踊って
「白百合」では歌にジッと聴き入った。
照明が後ろからだけ当たって
シルエットになった堂島さんを見て
この人は、すごい。
ただそう思った。
あんなちっちゃい身体で
このなにもないステージを一人で成り立たせている。
私の知っているのはここ2〜3年だけだけど
弱冠18歳でデビューしてから10年、
苦しいことも楽しいことも
一人で、そして周りの人に助けられながら
歩んできたのだと伝わるライブだった。

アンコール、Tシャツに着替えて登場。
あ、さっきまでは紫のジャケットと桜色のシャツ
グレーのストライプのパンツを着ていたの。
出たばかりの新曲を。
19ちゃい(19歳)の時に書いた曲です!
と言って「ペーパームーン」
お客さんすごく喜んでたなー。
私たぶん初めて聴いた気がする。爽やかな曲だった。
最後は「葛飾ラプソディー」
この曲で僕を知った人も多いと思います
って。うん、私もそうかな。
認識したのはこれで、ハマったのはだいぶ後だけど。
またマイクなしで。
3人で楽しそうにワイワイやりながら。
お客さんも自然と小さく一緒に歌っていて。
ほのぼの優しい気持ちで終演。

22時ギリギリくらいだったかな。
AXって22時までしかできないんだよね。ピッタシだ。
18曲で3時間って。
MC結構多かったからだよな。
今日は一人だからお客さんとも喋ってくよー
って最初に言ってて。いつもよりやり取り多かった。

さっきも書いたけど、本当に暖かいライブだった。
とりあえず現時点での今年ベストワン。
いつも堂島さんのライブは楽しいし幸せだけど
それとは比較できないモノが今日はあった。
個人的な理由もいろいろあるけどもね。
AXっていう大きさの中で
ステージとの距離を全然感じなくて
みんなヒトツ、でも一対一、みたいな。不思議な感覚。

本当行って良かったよ。
あったかくなった気持ちは
風が吹きさらす中アンケートにみっちり書いて。
あー。
明日も行きたいけど無理なんだー。
なにはともあれ
サンキュードウジマ!




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堂島孝平オレひとりLIVE SPECIAL
オレのすべて2005@SHIBUYA-AX

1.サンキューミュージック (アカペラ)
2.これ以上キミはいらない (生声+ギター)
3.ずっと僕達は (ギターのみ)
4.忘れないでいるから (〃)
5.Freedom (〃)
6.25才 (W/中森さん、ギター)
7.夜間飛行 (W/中森さん+真城さん、キーボード)
8.Remember (キーボードのみ)
9.大山のぶYO (お題受けの即興ソング)
10.Still (W/お客さんコーラス、ギター)
11.冬が飛び散った (ギターのみ)
12.センチメンタル・シティ・ロマンス (W/真城さん)
13.45℃ (W/真城さん+中森さん、リズムトラック、ギター)
14.フライハイ
15.白百合 (ギター、ハープ)

E1.ナイトグライダー
E2.ペーパームーン
E3.葛飾ラプソディー (W/真城さん、中森さん、生声、ギター)

ギターって書いてあるのは堂島さんがって意味ですよ。
今日楽器弾かずに歌ったの1曲目だけでしたので。
生声とは
マイクを通さずに歌った、という意味合いです。
カッコがついてないとこは
憶えてない、という意味合いです。すんません。
ギターでの弾き語りだったと思うけど。
ヒックスヴィルのお2人が一緒だったかどうかが…





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