シフォンケーキは旅立ちの味。 |
| 2004年11月16日(火) |
夕方、マサちゃんとお茶した。 駅前の小さな喫茶店。 落ち着いた雰囲気が入口からにじみ出ていて ずっと気になっていたものの 入りづらくて行ったことのなかった店だ。 マサちゃんが今月で実家に帰ってしまうので 最後にその店に行ってみた、つまりは思い出作り。
看板の出ているところから通路を数歩進んで 入口の扉を開けると、木造で少し和風な店内。 手前にカウンター、奥にテーブル席が4つほど。 中年のお客さんが3人ぐらいいた。 一番奥のテーブル席につく。 自家製ケーキのセット。ブレンドコーヒー。 本日のケーキはアプリコットのシフォンケーキ。
このシフォンケーキがおいしかった! あんまりシフォンケーキって食べたことなくて なんかパサパサしてるイメージがあったんだけど ここで食べたのは、もんのすごいしっとりしてて 柔らかくてなめらかで…思い出しただけで溜め息。 2人でビックリしながら食べる。 今まで食べたシフォンケーキは何だったんだろうね なに入れたらこんな水分量になるんだろう とか言いながら。 単に、良いケーキを食べた経験が少ないのもあるけど。
そんな美味しいケーキとコーヒーをいただきながら ぐちゃぐちゃと地元の話をしていた。 地元に帰って仕事を探すことと あの田舎でどうやって過ごすかが目下の悩みらしい。 わかる。 東京で3年以上も生活してしまった以上、 もう田舎での楽しみ方がわからなくなってしまうのだ。 高校時代の楽しみと、成人してからの楽しみは違うしね。
田舎と都会は時間の早さが違う。 マサちゃんには、あの時間の流れの中でも こっちで得てきたものを忘れずに進んでいって欲しいと思う。 近所にマサちゃんがいなくなっちゃうのは寂しいけど 私もなんとか生きていくよ。
きのうの日記を書いておきながら 早速今日の分のTVKを見忘れた。寝てしまった。 あしたは渋谷にバイン買いに行く。赤玉…
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