GQ06、Eijiro脱退。

2004年02月19日(木)
バンドというのは
その、人間同士の関係性で成り立っているものなんだろう。
音楽性ももちろん大事。
けどやっぱり人と人との繋がりが一番の核のはずだ。
どんな集団でも、それは一緒だろう。
学校も会社もスポーツチームもバイト仲間も家族も。
人が集まってできるもの。

GQ06というバンドは
バイト仲間と血縁関係から派生した6人バンドだ。
まだあまり有名ではないけど、EMIから2枚アルバムも出している。
私の大好きなバンドのひとつ。

さっき、いつものように彼らのオフィシャルBBSを見た。
なにか嫌な予感のする書き込みがひとつ。
急いでトップページを見てみた。

「Eijiro脱退のお知らせ」

途端に心臓がドクドク鳴りはじめた。
そのメッセージを読んで、目に涙がたまってきた。

やっぱり。…そう思った。
最近、PGさんによるBBSへのレスも止まってたし
携帯サイトのBBSのTAHさんの書き込みの様子も変だったし。
単にレコーディングが忙しいんだと思ってた。
いや実際それもあったんだろう。
でも、そのレコーディングにはEijiroさんは来てなかった。

GQは、6人だからGQ06。
6人じゃなかったらダメだから。
って、そう言ったのはPGさんだった。
私はその言葉を信じていた。
確かに、5人になってもやっていく道はある。
彼らになら可能性はあるって、私も思うよ。
けど、けど。やっぱりつらい。
こんなのつらいよ。こんな形でなんて、つらい。
一番つらいのはメンバーだって、わかってる。
ここ2年位だけでも何度も味わった。
好きなバンドのメンバー脱退。
わかってるよ。

けど、GQの場合はちょっと違う。
ライブの時にメンバーと話すこともあったし。
一番身近に感じている(させてもらってる)バンドだから。
なんか、今までのことが頭の中でいろいろ廻ってる。

これからしばらく、今回の脱退について考えて書くと思う。
こんなこというと、偉そうに見えるけど。
まだGQのことをキチンと書いてる場所ってあんまりないと思う。
ネット上では。
全然宣伝しないくせに「日本一GQのレポ書いてる」とか
自負したこともあったくらいだし。
私はGQ06が好きだから。
楽曲も、バンドも、お客さんも。
たとえ、ここを読んでくれてる人にとって需要がないとしても。
GQ06というバンドを知ってもらう意味も込めて。
わたし、しつこいからね。
そんなにすんなりアッサリ
「これからも頑張って」だなんて言わないから。
言えないから。

人間関係っていうのは、そういうものだと思う。
あなたたちが時間をかけて出した答えを
私は一晩で消化させることなんてできません。
6人で成り立つGQ06が、一人欠けたのは大きなことでしょう?
世間的には小さなことでも
私にとってはとても大きなことだからね?
時間かけて、これから考えます。
到達する答えは「これからも頑張って」なんだろうけど。
…って、私なんでこんな熱くなってんだろう。喧嘩腰だし。
身体が熱くなってきた。

もう、あの6人でのライブが観れないのかと思うと
もう、あの6人での楽曲が発表されないのかと思うと
それだけは率直に悲しい。




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ってか今日19時ごろ家でGQの1stアルバム聴いてたんだよ。
あんまり家でCD聴かないんだけど。特に昔のアルバムとかは。
なんか身体がなまってるから、ちょっと発散しようと…
聴きながらバカみたいに跳ねてみたりしてたんだよ。
なんだよもう。なんなんだよ、こんなの。
そんな偶然、ちっとも嬉しくなんかないんだよ。





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