スピッツチケ取り奮闘記。

2002年09月28日(土)
今日はスピッツのツアー前半戦関東地区の
チケット発売日だった。
今日は、そのチケットを取るべく行動した結果のお話。


私とスピッツのライブの関係性を語るには
およそ6年の時を遡らなくてはならない。
当時私は中学2年生。
スピッツのアルバムを大事に大事に聴いていた時期。
地元のホールにスピッツがツアーで来ることになった。
私は生まれて初めて、自分でライブに行きたいと思い、
早朝から駅前のぴあに並んだ。
でもチケットは随分前で売り切れた。
私はチケット取りがなんたるものか、
当時は全く知らなかったのだ。

その後、その地元の会場にスピッツが来ることはなく
東京にライブに行くという概念もまだなかった。
後に、ゆずやらバインやらにハマり
スピッツへの熱が下がり気味であったこともある。

プレミアチケットなんか取れないさ。
という諦めの先入観もあって、そのまま時は過ぎた。

でも、今回の私は本気だった。

『三日月ロック』で、スピッツの良さを
改めて噛み締めまくって。
何が何でも、この長いツアーのうち一回は観る!
と強く決心した。
昨晩、ぴあ某店舗で整理券の抽選配布に並んだ。
一人ずつ紙を引くと、それに番号がふってあって、
当日はその番号順に並ぶというシステムだ。
10番だった。
無理そうな気がした。
でも「無理だ」と言われるまで諦められなかった。

今朝、私は6年ぶりに、ぴあの店頭に並んでいた。
10時に早々と「お取り出来ませんでした」と言われた。
すぐさま携帯電話を取り出した。
電話。
…繋がるわけもない。
iモードに切り替えた。
e+のネット販売。
駅の隅でケイタイとにらめっこしながら、
「混雑しています」の表示と戦い続けた。
「予定枚数終了しました」と出るまで止められない。
一枚だけなら、取れるかもしれない…!

以前、バンプのチケットをe+で狙った時は
最終段階の画面まで行った後に「終了しました」が出た。
その時の苦い記憶がチラついたが、
ケイタイに向かって念をこめていた。
「いけーー!繋がれ〜!」「電波いったれ〜!」

10時20分。
画面が変わる。
「お申し込みを受け付けました」
その表示に私は固まった。
「うへえ?!うそぉ!これって取れたってこと???」
しばらく呆然と立ち尽くしていたけど、
数分後、確認のメールが届いた。
22日、一名分、確実に予約が完了していた。

や、やっっったあぁーーーーー!!!!

スピッツのワンマンに行ける!
やっと!やっとその日が(来年だけど)来るんだ!
携帯電話持ってて良かった!
e+大好きだ!
ダフ屋なんか大嫌いだ!

てなわけで今日は、ものすごくラッキーだった。
NHKホールに一人で行くのはちょっと淋しいけど、
そんなの、座席とかだって何だっていいし。
とにかく、嬉しくてたまらなかった。


でも、ふと思う。
本当は23日を希望してた。
でも一日目のほうが取れるかもと思い22日にした。
ちゃんと行けるんだろうか…
その時って試験中だし、水曜は実習のある曜日だし。
後期が押し迫った時期だし。
しかも、お父さんの誕生日だし。。
いや。何があっても行くぞ。
実習授業の仲間に嘘ついてでも、
あるいは泣き落としてでも行くぞ。
早くお金振込もうっと。

でも、あまりにも楽しみにするのが怖いなぁ↓




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もう、心の傷だわ。あれは。ほんと。
詳しくはその時の日記をお読み下さい。

ママラグについては明日書きたいと思います。。





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