「進化」なくしての成長はありえない。 ひと目でわかった こいつは私の「敵」になる。 血が騒ぐ。 そんな感情は久しぶりで 湧き上がる期待をおさえられない。 築き上げてきたものに未練はない。 「それ」は嵐のようにやってきた。 こんな衝撃は久しぶりで 気付くのに時間がかかったくらいで 生じる疑問 わずかな抵抗 そして想像と期待 変化することへの恐れはない。 変わらない日常に興味はない。 求める強さに終わりもない。 変わらない自分に未来もない。
そしてなによりも 「革命」を望んでいたのは自分自身だったかもしれない。
『逆説進化論』より〜
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