新知庵亭日乗
荷風翁に倣い日々の想いを正直に・・・

2005年02月04日(金) 甲野先生を迎えて古武術の特別授業その��

 甲野先生と助手の岸さん、岡田さん、入江さんが盲目の生徒一人一人の手を取り、「〜だよ」と言いながら技の説明をされているのを見て実は心底感動していました、涙が溢れた。
 僕が関わっている伝統音楽の世界、分裂を繰り返す武道の世界、良く似ている、名人の下に集った弟子達は必ず〜流という組織を作りそれが生活の糧にもなる、そのうち組織論としての人間性不在、組織悪に覆われ原点を忘れ去ってしまう。宗教もそうだ、鎌倉時代の革命的宗教家の弟子達は長い年月に分裂を繰り返してきている。

 甲野先生は地方の稽古会によく出かけておられます、しかし支部長や甲野流という組織は作られない、たぶん経営コンサルティグの専門家は悔しがると思う。

懇親会でも術の講習が行われた。



 剣豪の修行という死語があるが、人格陶冶という武道家も使う言葉と相似関係にあると思う。
 筑波大学附属盲学校では大変な反響だったそうだ、実は僕の願いは先生達に感じて欲しかったのです、勿論一回だけでは解るはずはなく、この小さな波紋が長い時間に渡ってそれぞれの分野に疑問と解決を見出してもらえればそれで嬉しいと思う。

 今僕たちの周りは濁悪が満ちている、人の命をなんとも思わぬ輩も増えている、金を奪うためには何だってやる、こういう時代だからこそ、古の武人の生き方を学ばなければならないと思う、武将ではない、武人として・・・悪に対しては奪命の如く、人にやさしく。

 盲目の生徒達が巣立つ世界はあまりにも厳しい、どうか甲野先生の著書やVTRも出ているし、稽古会もある、触れる機会を作って欲しい、あのなんだか暖かい、楽しい甲野先生と囲む人たち、忘れないで欲しい。




↑メッセージがあるよ、クリック


 < 過去  INDEX  未来 >


Shinchandazo [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加