新知庵亭日乗
荷風翁に倣い日々の想いを正直に・・・

2002年11月07日(木) 竜宮城の遠足��



Shinchanは浦島太郎さんが行った竜宮城に亀に乗って行きたかったのです、でも洋次君はイルカショーが大変気に入ったようです。
「しんたんは・・・カメしゃん・・とこ」
「僕は電気うなぎ見たい」
それで、洋次君は他の友達と一緒に魚や電気うなぎを見ることになりました、Shinchanはどうしても浦島太郎さんを背中に乗っけて、綺麗な竜宮城に連れて行ってくれた亀さんを見たくてしかたありません。
「なんで・・・うみに・・もぐれる?」
「Shinchan、それは御伽噺やから、そーなってんねん」
「でも・・・カメしゃん・・・たまご・・・もぐるよ」











Shinchanは空を飛んだたまごの事が言いたかったのです、だから亀がたまごになって海の底にある竜宮城へ行く事が出来る事をなんとなく知っていたのです。


「Shinchan!!大変!!洋次君が玄関の池に落ちたんやってー、びしょ濡れやそうやは」
「びしょ・・・ぬれ?」
 Shinchanは自分の来ていた幼稚園の服を脱ごうととしました。
「Shinchanはええのよ、洋次君は今、事務室で毛布にくるまっているそうや」

 そして皆の来ている服を少しずつ洋次君に着せて、それで水族館からもらった毛布をかぶって、早めに帰りました、お弁当はバスに乗って食べました。

「Shinchan、ごめんな、僕が池に落ちたから・・・」
「また・・・いっしょ・・・いこ」

 Shinchanは浦島太郎さんが竜宮城で遊んで、帰ってきたら何百年もたっていて、玉手箱を開けたら、お爺さんになったというお話が好きになりました。
四
帰って見ればこは如何に(いかに)
元居た(もといた)家も村も無く(なく)
路(みち)に行きあう人々は
顔も知らない者ばかり

五
心細さ(こころぼそさ)に蓋(ふた)取れば
あけて悔しき(くやしき)玉手箱(たまてばこ)
中からぱっと白烟(しろけむり)
たちまち太郎はお爺さん(おじいさん)


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