【へたれ大学生日記】

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ヒトミ
2004年05月05日(水)

「俺はいつでもそばにいる。お前が瞳を閉じないかぎり」
の、名言で日本中(!?)を泣かせたあの「ヒトミ」の再演を観てきました。
演劇集団キャラメルボックスのスプリングツアーです。
相変わらずボロ泣き!
風邪も手伝って鼻水垂れ流し。
劇場であんなに泣いたのは久しぶりだよ…

ただね、ヒトミは私が一番好きな作品のひとつで、あまりにも思い入れが強すぎて、この再演は「…うぅ〜ん」という感じでした。
エリーさんも大内さんも初演を超えられなかったかな。
少なくとも私のなかでは。
だって初演は坂口さんと上川さんだよ!
上川さん(不本意ながら)超格好いいんだよ!!舞台に立つと!←限定なんだ…しかも不本意なんだ/笑
西川さんの朝比奈役も忘れられなかったし、オーナー岡田さつきさんの印象も強すぎたし、津田さんは変わってなくて嬉しかったけど(!)
とにかくちょっと残念でした。
大内ファンの私が、この私なのに!、大内さんがあまり魅力的に見えなかったのです。
これを残念と言わずしてなんといおうか…

そういった意味では今回は芝居を楽しむという意味ではあまり楽しめなかった。
逆に演技ばかり気になってしまって…
お芝居の楽しみ方ってどーゆーのが正しいんでしょう?
初めて観る芝居はたいていストーリー重視になるからあんまり演技には執着してみたりしないんだよね。
私も演劇やってたって言ってもたかが高校生の戯言だし。
でもこの芝居は違った。
妙に人の動きが気になる。ダメ出しとかしたくなる。
…役者さんのせいじゃないと思うけどさ。

ラストにヒトミが弾いたピアノだけが私を安心させてくれました。
音楽だけは変わってない…
よかった。
よく一つの劇団にこだわらずにあちこちの芝居を観てくださいって役者さんが言ってるけど、
それは偏って執着してると演劇自体が楽しめないからではないのだろうか。
つまり例えば、ある芝居の「主人公がすごく面白かった」、ではなくて「主人公やってた西川さん面白かったよね〜」みたいな。
言ってる意味わかるかな。
とにかく、今日の芝居を観てたらそろそろ私もキャラメルから卒業しなきゃいけないかなぁと、ちょっと思った。
エンターテイメントってむずかしいよね!


長かった休みも今日で終わり。
明日から学校じゃー!
耐えられないかもしれない…
ここのとこ、かなりダラけすぎたよね。
実家から帰ってきたら体重戻ってるし!
おそるべし静岡。
また夏にむけてダイエットです。。。



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