Seakの日記
日々感じたことを書き留めていこうと思っています。

2002年10月06日(日) Ragnarokの恐怖

2002/10/07 21:20 2609字
ここ2日間、すっかり休んでしまっていた。
それはなぜか?ネットゲームのRagnarokにはまっていたからだ。

非常に変則的な日程で生活をした。
まず金曜、帰ってからRagnarokをやり始めた。
そして、12時頃やめて、2時頃寝た。
この2時間のタイムラグは、主に弟と話していたことによる。
その後、4時に起きると言って先輩と待ち合わせをしていたが、
なんと1時間以上寝過ごしてしまった。
…先輩には大変に申し訳ないことをした。

このときの睡眠時間が3時間。
金曜日の講義は一限から五限まであったので、
起きたのは五時半だった。

ちなみにこの日は、
朝から始めて、ずっとレベル上げを続けて、
夕方の4時頃にはレベル20ほどになった。
そのあともしばらくがんばって、
6時頃にはレベル25になった。

ここで、金曜日に5時半に起きて、
土曜の2時に寝て、5時半過ぎに起きて、
…というスケジュールに破綻が生じ、
眠気に耐えられなくなって、5時間寝た。
だから、それで11時だ。
見て分かるように、土曜日はこれですべてだ。
有意義とは言えない1日を過ごしたようだ。
ちなみに、なんの自慢にもなりはしないが、
起きたあともレベル上げを続け、
レベル30くらいにまで上げた。
Ragnarokというゲームは普通のゲームよりレベルが上がりにくく、
1日でレベル30というのはかなりの速さらしい。
そのゲームの中で会った人たちが驚いていた。

興味のない方も多いとは思うが、
そのネットゲームの特徴を簡単に述べる。
普通に調べるなら、「ラグナロクオンライン」とGoogleに入力すれば、
関連サイトが腐るほど現れる。
「ラグナロクナウ」というページは、
ベンダから画像の使用許可を得ているらしく、
ゲーム画面が豊富に使われていておすすめだ。

だから僕なりに述べようと思うのだが、
このゲームの最大の特徴は、MMORPGのご多分に漏れず、
他の人とのコミュニケーションだ。
1人でやるなら、他にもっとおもしろいゲームがたくさんある。
それを探した方がいいと思う。
ネットゲームということによるデメリットもいろいろあるし、
あえてオンラインにこだわる必要性は、
1人でやるならない。
僕も、前に1人でやっていたが、そのときはすぐに飽きてしまった。

ちなみにその先輩、
いろいろ教えてくれたのを始め、
全装備をそろえてくれて、回復アイテムを買ってくれて、
レベル上げを手伝ってくれて、レベル上げの場所も選んでくれて、
本当にいろいろ手を焼いてくれた。
…でなければ、1日で30もレベルが上がるゲームではない。
ちなみに、他の装備はもらったものなのだが、
武器だけは借りているだけだ。
よく知らないが、何かの記念品らしい。

ちなみに、ナンパする人も多いらしい。
本当は女ではないかも知れない人を
ナンパしてどうするんだろう?と思うのだが、
まあ、本人が楽しければそれでいいだろう。
ちなみに、僕もレベル上げをしようと思って、
1人ではつまらないと思って仲間を捜したとき、
女性のキャラに声をかけたのは内緒なのだ。

見てみると、男女比は思っているほど違いはない。
案外女性キャラも多い。
…ということは、女になりすましている男が多そうだと
容易に想像できるわけだ。
僕が見る限り、あまり女性が好みそうなゲームではない。
知人の女性ではまっている人がいるが、
その人は、自他共に普通の女性の範疇ではくくれないと
認めている人なので、参考にはならないだろう。
健康食品にはまっているあたりは普通の女性だが、
だからと言ってわざわざ学校に入って栄養士になろうとするのは、
普通の女性ではない。
…男とか女とか関係なく、これほどの行動力の人を他に知らない。

ちなみに、ゲームそのものは極めて単調なので、
やはり、他の人とどう組み合わせるが問題になる。
ただし、選ぶ職業によってはかなりエキサイティングに楽しめるようだ。
見た感じ、もっともつまらないのは、たぶん剣士だ。
敵を倒すまでひたすら殴り合いをするしかないように見える。
ただ、たぶん一番強いキャラなのではないかと思うが。
パーティで行動するときはともかく、
単独行動なら剣士と、その上級職のナイトが
一番確実に使えると思う。
…実は攻撃力がさほど高くないのだが。

一番おもしろそうなのは、たぶんマジシャンだ。
魔法使いというやつだ。
一番難しいのもマジシャンだ。
このゲームのバランスは半端ではない。
レベル10そこそこの剣士と、レベル50近いマジシャンの受けるダメージが
同じくらいだったりする。
それを補完するはずの防具も、極めて頼りない。
だが、その魔法はまさに一撃必殺だ。
…と言うよりも、一撃で倒さなければ、死んでいるのは自分なのだ。
レベルが上がったら、壁を作って敵を足止めしているうちに倒す、
などの戦略を用いるが、それでも2,3発殴られたら、死ぬのは必定だ。

ここら辺で、パーティの組み合わせの醍醐味がでてくる。
殴られても死なないナイトと、
一撃必殺の強力な魔法を擁するマジシャンやウィザード、
それに回復魔法を使えるアコライトやプリーストが加わると、
かなりおもしろいパーティができあがる。
まともに動けば、よほどのことがない限り負けはしない。
マジシャン1人でも、
壁を張りながら魔法を連打すれば、
まず負けはないと言っていい。

ところが、このゲームの最大の欠点がある。
それは、サーバが重いということだ。
まあ、無理もない。
同時に10000人以上の人が接続してくるのだから、
まともに動作しなくてもおかしくはない。
そうすると、いかに巧妙に立てられた戦略も、意味をなさない。
サーバから返事が返ってくるのを待っている間に
敵が近づいてきていたり、攻撃されていたりするのだ。
こうなると、壁を張って防いでいても、
敵はその壁の内側まで移動していたりするし、
回復しようとしても、その回復が発動する前に死んでいたりする。
敵はサーバに接続しているわけではないので、
行動に時間差などないのだ。
だから同じ敵でも、平日と休日、昼と夜では強さが全然違ってしまうという
非常に不可思議なことになる。
ちなみに、重い時間帯では、
敵が瞬間移動したり、自分が瞬間移動したりするのは日常茶飯事だ。
まっすぐ歩くことすらできないし、攻撃するまで10秒以上待たされることも珍しくはない。

土曜日はこのゲームしかやっていないので、
これを土曜日の日記とする。
やれやれ…。

2002/10/07 21:58


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