2002/8/20 0:17 もう8月の20日だ。 夏休みももうすぐ終わる。 ああ、何もしていない。
今日は雨が降っていて、一日中家にいた。 だから、何もしていない。 もはや、やる気などまったくない。 どこかで補充しなければ…。
だから、今日も他人の日記の話。 だいたいの日記は、普通の生活について書いてある。 でも、時々、とても幸福な日記や、とても不幸な日記がある。 そのような日記は、とても人気があるようだ。 見た感じ、不幸な日記の方がより人気があるようだ。 理由はよく分からない。 でも、読後感はやはり、幸せな日記の方がずっといい。 少し寂しくはなるが、それでも、幸せな気分くらいは分けてもらえる気がする。
日記を読むとつくづく思う。 人間は、どうしてそこまで冷たくなれるのだろう、と。 時として、人は人に対して極端に冷たく接する。 いったいなぜなのだろう? ただ、見ていて思った。 冷たい人の接し方を変えるのはなかなか難しい。 それよりも、状況を冷静に見られる第三者に助けを求めた方がずっといい、と。 それができるだけの、情報機器が整っている。
昨日の夜、思ったこと。 人を信じるのはいい。でも、信じすぎてはいけない。 すべての人の意見はあくまでも参考で、判断は自分でしなければならない。 当たり前のことだが、忘れがちになる。 自分より優れた人の意見なら、自分よりも優れていると考えやすい。 それではいけない。あくまでも、そのような意見があるという程度にとらえなければならない。
そうだ。彼女を全面的に信じると勝手に決めたとき以来だ。 彼女を信じるのはいいのだが、ついでに他の人の意見もそのまま丸飲みしてしまっていた。 信じるのは彼女1人でいい。 それ以外の人の意見は、冷静に自分の知識や経験と示し合わせて判断しなければ。
ああ、最近本当に頭を使っていないせいで、 日記までまったく進まない。いったいどうしたものか…。
そう言えば住基ネット、 横浜市のデータは受け容れられないらしい。 少し意外な結果だ。まさか、そうなるとは思わなかった。
友人からメッセンジャーで話しかけられた。 その友人、彼女からメールを受け取っていたらしい。 暑中見舞いを書いたら返事が来たそうだ。 …別にたいしたことじゃない。 分かってはいるのだが…。 なんだろう?嫉妬か…? もう忘れたはずなのに、何かあるとすぐに思い出す…。
さりげなく聞いていたつもりだが、 その友人はどうやら違和感を感じたようで、メールの内容がどんなだったか、 ちょっと細かく教えてくれた。 文字だけなのに、見透かされるとは…。 物事に対して、ずっと冷めた目で見てきたのに、 どうして彼女のことだけは、いつまでたっても冷静に見られないんだろう? 誰か他にいれば、こんな気分もなくなると思うのだが…。 今まで20年間生きてきてほとんど機会がなかったのに、 そんな簡単に他の人、というわけにも行かないだろう。 はぁ、やれやれ…。
そう言えば、その彼女から友人へのメールに、 僕からの連絡はないと書いてあったそうだ。 どういうことだろう? 着信拒否でもされているのかもしれない。 想像は悪い方ばかりへと進む…。 ダメだ。何を言っているのだろう。 いいも悪いも、もう終わったことだ。 彼女は道を示してくれている。僕は、それにただ従えばいい。
もう、記憶だって薄れている。 ただでさえ僕は最近、記憶の損失が激しい。 一ヶ月も前のことになると、ほとんど何も覚えていないに等しい。 必要があれば思い出せるが、漠然と思い出そうとしても何も出てこない。 彼女の顔を思い浮かべることもできない。
写真を見ているとむなしくなる。 もう手が届かないことは分かっているのに…。 いっそのこと、消してしまおうか…。 はっきり言って、写りも良くないし。
最近、人との接触が少ない。 だから、徐々に感覚が薄れていっている。 何が良くて、何が悪いのか。 一般的にどうするべきなのか。常識的にはどうすればいいのか。 …常識をうち破るためには、常識を知らなければならない。 こんなことまで忘れていて、果たして社会で生活していけるのだろうか。
忘れているのではなく、自分の価値観が揺らいでいるのかもしれない。 今まで信じてきた価値観は、彼女1人の存在であっさりくつがえされた。 だから、何が正しいのか分からない。 未来を信じて、未来のために今を生きるのが本当に正しいのか。 刹那的に、今このときをもっと大切にするべきじゃないのか。 そのとき一番自分が楽しいと思うことを…。 いちいち先のことを憂えていては、できることもできないのではないだろうか。 ちなみに、「憂う」は文語的表現で、口語的には「憂える」とするのが適しているらしい。
この日記、見てておもしろいのかな…? おもしろいとしたら、どこがおもしろいのだろう? どのような文章が人の心をとらえるかということにはとても興味がある。 特に、自分の文章が人の心をとらえるかどうか。 他人の優れた文章はなかなか真似できないし、 真似したところで本家と同じ質の文章を書くことは難しい。 しかし、自分の文章だったらそんなことは容易だ。 真似も何も、正真正銘自分の文章なのだから。
今日はこんなものだろうか。
2002/8/20 2:46
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