| 2003年07月10日(木) |
緊急の呼び出し |
朝、出かける準備をしていると電話が鳴った。 ちょうどファンデーションを顔半分だけ、塗ったところだった。 この日、このタイミングでかかってくる電話は、きっととらなくちゃならない筈だ。 そう思って、半分ファンデーションの不気味な面相で、電話をとった。
悪い予感というのは、やたらと当たるもので…。 それは病院からの電話だった。
「ご主人が、持病の腰痛症になってしまいまして…。コルセットを持って、大至急こちらへ来てください。現在、体移動も出来ない状態です。主治医の先生からオペのことについて説明もあるので…」
と、まぁ、そんな内容だった。 大至急、といわれても… うちからダーリンが入院している病院って、とっても遠い。 私はクルマの免許も持っていないし、さて。困った。
「あの…うち、遠いのですぐには行けないんです」
と、おどおど答える私。
「何時頃、来られますか」
「えーっと…今、九時ですよね。十二時ちょっと前には、なんとか」
電話を切ってから、残りのファンデーションを急いで塗って、(あまりにも急いだために、厚塗りになってしまった…)腰痛症のコルセットを探した。 何しろダーリン、好きなときに好きな物を好きなところへおいてくれるので、何処にあるのかさっぱり見当が付かない。 暑いから団扇を持ってこい、と夕べ電話があった時、ダーリンの愛用団扇を一晩中探しても見つからなかったことを思い出した。 (団扇は結局、雑誌の隙間に挟まっていた) 十二時に向こうに着くためには、すくなくとも十時にはバスに乗らなくては成らない。 ということは、三十分以内に探し物を見つける必要があった。 慌てて探して、ばたばたと出かけた。
ダーリンはナースセンターの隣にある、回復室という部屋にいた。オペの後などに、患者が一時的に入る部屋だ。 部屋の入口には「面会謝絶」の赤文字。 看護主任の女性に案内されて、靴を履き替えて中に入る。ダーリンはかなり、辛そうだった。 クスリが効き始めた頃、退院。 主治医には悪いことしちゃったなー。
ダーリンが実家に電話を掛けると、彼の母親がうちに来ると言ったそうだ。 それをなんとか、断ったようである。 なんでイヤなのか、と聞いたら
「気を遣うんだよ」
との答だった。自分の母親なのに。嫁姑じゃあるまいし。
結局、ダーリンの姪っ子達がお見舞いに家まで来てくれた。 姪の一人は看護士なので、まぁ、なんかあっても大丈夫かなー、と思ったし。それに、彼女は免許持ってるし。
姪達が帰った後、急に痛みが復活したらしい。 可愛い姪っ子達の前では、弱っているところを見られたくなかったんだね〜。 |
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