日記日和
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2006年01月17日(火) 官報から見える


毎朝官報を見ているのですが、今朝も裁判所からの相続、公示催告、除権判決、破産、免責、会社更生、再生関係などの公示が数ページに渡って掲載されていました。


私には無機質な印象の官報のなかで、すごく人間臭さを感じる部分です。

相続人のいない被相続者・・

破産・・

その後の免責決定・・

それらを見ると、同じ日本のどこかでひっそりと亡くなった人がいて、破産した人がいて、その後免責が決定してまた新しい人生を歩み出す人がいて・・


縁もゆかりもない遠くの都道府県に住む人たちの生活に思いを巡らせてしまいます。



あと・・今朝はありませんでしたが、「日本国に帰化を許可する件」の告示。

こちらの方は帰化の許可を申請してそれが許可された方々ですから、嬉しい知らせのはず。

たくさんの住所や名前を見ながら、もしかしたら知り合いの先生のお客さんかしら・・?とか、名前で出身国を判断するのが難しい人は、これまではどこの国の人だったのかしら・・?と一人想像してしまうのです。


私自身も帰化のお手伝いをしたことがありますが、「永住」と違って国籍を変えてしまう「帰化」をするにはかなりの決断がいるんだろうなぁと思います。

それまでの自分の人生をリセットしてしまうような気持ちになるんじゃないのかなぁと。


色んな思いを抱えて日本人になろうとした(してくれた)人たちが、日本人としてこれから幸せに暮らせるといいな〜



こんな調子だから、官報を見始めると、とにかく時間が掛かって仕方ありません(汗)


イサカ |MAILHomePage

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