日記日和
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| 2005年12月14日(水) |
やっぱり・・記憶にありませんか(怒) |
今日も寒いのでちょこっと買物に出た以外、国会の証人喚問を見ていますが・・
一番初めの元建築士。
多くの人を不幸にしたのだから、あの人のしたことは本当に許し難い。
けれど・・やっぱり根っからの悪人とは思えませんでした。
色んな隙を付かれて、あんなとんでもないことをしてしまった弱さが残念です。
事が発覚したときには、例によって「トカゲの尻尾切り」で切り落とされる運命が最初から決まっていたのでしょう。
そうして午後からの建設会社の2名。
見てて腹が立ちます。
これまでの報道から、この後あるコンサルタント会社の方が狡猾でイライラさせられるのだろうと思っていたけど、この二人もなかなかのもの(怒)
「職業に貴賎はない」と言います。
どんな職種であれ、素人がいきなり一人前に出来るような仕事はありません。
働いてお金を得るということは、本当に大変なことです。
一生懸命働くことは平等に貴いことだと私は思っていました。
でも、今日の証人喚問の中継を見てて職業にも貴賎があるんじゃないかと思い始めました。
それは職種に関係なく、どんな仕事においても「他では手を抜いたとしてもここだけは絶対にいい加減にしてはいけない」部分。
それぞれの仕事の魂。
そこのところを守れないっていうか・・売ってしまった人の仕事というのは「賎しい」と言われても仕方ないのではないでしょうか。
まだ結論の出ていない事件ですから、どこが一番悪いとか、悪の親玉は誰だとか言うのは尚早かもしれません。
国の責任や法律の瑕疵についても当然これから論じられるでしょう。
直接の被害を受けたわけではないけれど、人間の強欲さがたまらなく不愉快になる事件です。
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