時間がすぎていく音だけが聞こえる。ここはなんて静かで暗い楽園なんだろう。暗闇の中、目を瞑って差し出したこの手に触れた人と話がしたい。ううん、あなたの話が聞きたい。話す事に疲れたら、私の膝で眠ってもいいよ。泣きたかったら泣いていいよ。その涙を拭ってあげるから。忘れたい事と忘れられない事が交互に思い出されて困惑する瞬間。その時は「大丈夫」と言って手を繋いでいて。