十夜一夜...Marizo

 

 

とある日のお食事会 - 2008年04月23日(水)

脳内メーカーで「食」オンリーなMarizoです。
すっかりと更新が疎かになってすみません。


先日「とある人」に「とある場所」(札幌/すすきの)で
とても美味しいものをご馳走になりました。


ご馳走なので、やはりご負担をかけてはいけないと
ひたすら「飲み」を控えるべく
手を出した白ワインのおかげで
すっかりいい気分になっちゃって(←おいっ)
最後までビールのお代わりを繰り返していたのは私です。
全然控えさってないし。
ひどい。



入り口から中に入ったときはカウンター席しかないので
まるでスナックのような感覚だった。
カウンターの中には年配のマスターと
お手伝いの妙齢女性が一人。
(後にマスターの妹さんということが発覚)


店内にはマスターが描いた絵や
毎年のように行っているスペインの
闘牛の写真などが飾ってあり
メニューらしきものは一切ない。


「さて、嫌いなものはありますか?」という
マスターの問いかけから始まった料理は
和洋折衷の素晴らしく美味しいものだった。



まずは生ハム。
大きな塊がカウンターの上にドーンとあって
それをその場で削ってだしてくれました。





次は白身魚のブイヤベース。

これがまた濃厚なんだけど
くどくないというか濃い味じゃないというか・・・
うまく表現できないのが悲しい。






ここまで出てきたお料理や
お店の作りと内装、雰囲気から
イタリアン系かなぁと思っていたのだが
ここから出てきた料理が・・・・




何か(名前失念)のおひたし





こんにゃくステーキ




ここからは続けざまに


「ここは函館か?」と思うようなイカ刺し





そして口どけまろやかな中トロと
歯ごたえコリコリのひらめのお刺身




極めつけに私の大好物の毛蟹が登場





実家が魚屋というマスター自ら
市場へ買い付けに行くというのだから
新鮮で美味しいのは当たり前だよなぁ。



この他に、とある人には「塩水うに刺し」と
私には「ホヤ刺し」が出てきた。


その後はマスターお手製
食パンに白身魚のパテを塗って揚げたもの
これはねぇ、正直言うともっとお腹が空いてるときに
食べたかったなぁ(笑)
上に乗ってるタルタルソースも絶品でした。




そして初めて食べたパスタのパエリア



デザートに苺。




もうもう本当にお腹が一杯で
とある人と二人で「もう食べれませんっ!」と
宣言してしまいましたよ、だんな。



長年、すすきの通いをしてきたけれど
やっとこのレベルまで来たのかなぁ〜なんてことを
思っていた。

若くてお金がなくて
ともかく質より量だと
そういうお店しか知らない時代があって・・・

一つ背伸びをして
高ければ質がいいんだろうと
勘違いしていた時代もあった。


とある人に連れてきてもらったお店だったけれど
なんていうのかなぁ・・・・
連れてきてもらえるようになったというか
一歩足を踏み込んでもいいと
そういう年代になったのかなぁと
そんな風に思わせてくれるお店だった。


自腹で行けるのは
いつの日になるかはわからないけれど
こういうお店を知ったという事実が
なんかちょっと嬉しいMarizoでありました。


すっかりご馳走になってしまって
Y子さん!!本当にありがとうございました!!
また、是非!(←おいっ!)
Marizo










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