K課長 - 2007年11月02日(金) 今月から、つまり昨日から所属の課が変わった。 1課から2課へ。 もちろん、直属の上司も変わった。 もともとはY課長。新しい課長はK課長。 私の今のお給料形態は稼いだ手数料で決まるので 正社員の時のような「課長の評価」が入る余地はない。 なので「そんなの関係ねぇ♪」と割り切っているつもりだが もともとの印象や話し方、課員の評価を耳にするたび いつの間にか私の中では 「K課長=嫌な課長」という図式が出来上がっていた。 昨日、飲み会があった。総勢10名。 たまたま、そのK課長が私の目の前の席だった。 「これからよろしくお願いします」とグラスをあわせ たあいもない話をしていた。 K課長は45歳。留守宅は関東。 今回がはじめての単身赴任。 子供は高校三年生と中学二年の男の子が二人。 その話を聞いた私は 「じゃ、お子さん達は今頃、お父さんがいなくて 羽伸ばしてますねぇ」と言った。 K課長は「僕はそんな父親じゃないから」と言った。 確かに通勤時間がかかる関東のお父さんは 平日、子供との接点などないかもしれない。 高校や中学生にもなれば、親、兄弟よりも 部活や友人と遊ぶ方が優先されるのは いつの時代も一緒だろう。 「地震、雷、火事、親父」なんて 今はその意味を知っている子供の方が少ないのかも。 そう思っていたらK課長がポツリと言った。 「僕の悪いところばかり似ていて しかもそれが増幅されているんです」 K課長はいわゆる「弄られキャラ」だ。 多分出世は遅い方だったのだろう。 今回、札幌支店に来たのがはじめての課長職だ。 慣れてない分仕事の進め方も決してスムーズとはいえない。 慌てる性格なのか、インプットミスもする。 そんなミスは誰でもするのだが、朝会で総務部長が 「注意するように」と言ったその日にミスをするなど 要は「間が悪い」というか「要領が悪い」 新人の課長だって、弄られない人もいるわけで 時にK課長の場合、人格を否定されるような事を 言われたりすることも多い。 「次男が先日、救急車で運ばれたんです。 同級生にいたずらされて気を失って倒れて 意識が戻らなくて救急車呼んだらしいです」 自分は苛められやすい、弄られやすい性格。 それが増幅して出ている息子は 学校でいじめにあっている。 親は会社でいじめられ 子供も学校でいじめられている。 んと・・・ここまで書いてきてなんなんだけど 上手く書けないなぁ。 なんつーか、一番近い感情としては「見直した」というか・・ 自分のキャラが「いじめられる」キャラだと K課長がわかっていることを知ったとき この人は強い人だなって思ったんだよね。 ああ、ほんとここまで書いてて 上手く自分の感情が表現できなくて とっても、もどかしいんだけど 結論からいうと「嫌な課長」じゃなくなった。 ということを言いたかったんだよね。 うーん。わかってもらえるかなぁ。 筆力のなさにしょんぼり。 Marizo -
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