雪かき、その2。 - 2005年01月24日(月) 結局昨日は 休み休みながらも 合計すると4時間半ほど雪かきをしていた。 ここ札幌では5年ぶりの大雪で 一晩で48センチの積雪があった。 夕方からシンシンと降る雪は 外気温が氷点下のためまったく溶けない。 そのまま、そのままシンシンと積み重なっていく。 チリも積もれば山となる、の例えよろしく 小さな小さな雪の結晶も積もれば山だ。 だいたい48センチと言えば 十月十日で生まれてきた赤ん坊が 黙って外に立っていたら もうすっぽり頭のテッペンまで 埋まってしまうぐらいの山だ。 いや、別に赤ん坊をわざわざ外に 出さなくてもよろしい。 我が家は5、6年ほど前に大枚をはたいて 融雪溝を車庫の前に取り付けた。 うちの融雪溝というのは一メートル四方の穴に 雪を投げ入れると 下から4箇所。 上からもシャワーのように二箇所。 お湯が出て(溶けた雪の循環) かなりハイパワーなのである。 か弱いオンナ三人家族だし しかも年々当たり前だけど年取っていくし 五年、十年に一回ではなく 毎年、毎年必ず来る雪かきを なんとか苦痛にならないように というのは豪雪地帯の一戸建ての 共通の思いでありましょう。 ねぇ。バリちゃん(仮名) この融雪溝、今回のように 一度にたくさんの雪が降った場合に 非常に役に立つんですね。 周りは住宅街で投げる場所なんかないし 積みあがった雪は自分の身長より高い壁だし その上に雪跳ね上げるのって いくらハウダースノーで軽い雪だって いったってなかなかこれが大変なのよ。 ほんで昨日はずっと融雪溝の蓋をあけ 煙突立てて雪かきしてたら まぁ家の立地条件上、非常に人目を引くわけだ。 せっせと雪かきをしている最中に おもむろに近寄って来て 「灯油、なんぼぐらいかかる?」 と聞く犬の散歩中のおじさんやら 「あら、ちょっとほれ、すごいんでしょ。 これならもうなんぼでも雪溶かせるっしょや」 と言う日曜特売の卵を抱えたおばさんに話し掛けられ まぁその都度 手を止めて話をしていた。 だって、ちょっとほれ、 ご近所付き合いも大事でしょや。 しかし・・・・そう思ってはいるのだが これがあーた。なかなか奥が深いのが ご近所付き合いってやつですよ。だんな。 むかえの千葉さん(仮名)のご主人に 「いやー頑張ってるもね。これなら もうちゃんと車も出せるから なんぼでもビール買いに行けるもね」 仲良くなりすぎるのもどうかと思う。 ひどい。 Marizo -
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