十夜一夜...Marizo

 

 

いろいろな想い。「1」「2」 - 2004年03月18日(木)

「1」の想い


昨日の飲み会には
昨年退職した
Aさんも来ていた。


どうしてなのかという想いの再認識であった。
私と同い年の彼女は
なぜ そこまで周りの人を憎むのかと。



彼女は非常に頭のいい人だと思っている。
なので その頭のいい彼女が口にする言葉には


「何か必ず裏がある」とか
「言われた本人がどう感じるかわかるはず」とか

鈍感な私の心ですら 時として
彼女の言葉で暗雲立ち込める事が
だんだんと多くなっていった。


なので 離れた。


彼女が会社を去って三ヶ月。


ふとその場所や仕事から離れた時に
はじめて見える事や
わかる事があるのではないだろうか?
省みる(かえりみる)と・・・・だ。



自分がそうであったように
彼女もそうなのではないだろうか?



そんな期待は まぁ予想通りとはいえ
木っ端微塵の空中崩壊。





彼女の言葉にはすべて枕詞に
「私は違うけど」という言葉が
見え隠れする。



能ある鷹と思っていたが
実は違うのかとシミジミと思う。




次にもし会う事があるならば・・・・
いや、出来れば。
なるべくなら。
もう二度と 暗雲に心を支配されたくはない。



案の定(笑)二日酔いで頭が痛い。
ビールはやはり美味しく、楽しく飲みたい。
非常に疲れた。








そして「2」の想い


よくよく考えると
疲れたのは 東京からセミナーの講師で来て
腎臓を煩い 透析をしているにも関わらず
飲み会に付き合わされた高橋さん(仮名)だろうと
気が付いた。


いや、でもね・・・・・
こちらとしてはかなり気を使い
ホテルの近くの居酒屋を選び

「お好きな物をどーぞ、どーぞ」と
メニューをめくっていたのだが


最後の最後で・・・









「ラーメン」って(爆)






「イエローキャブはラーメン禁止だから」って
必死に訴える私に

私以外の三人が三人とも


「イエローキャブって?」と

微妙にハモリながら言った事も
ここに付け加えたい。




ちなみに 4人でタクシーで乗り付けたのは

「五丈原(ごじょうげん)」




「わーい!一人しか並んでなーい!!」と喜んだが
お店の中に二十人ほど並んでいたが
20分ほどで席につけた。





丁度、私の横には一人で来たお兄ちゃんが
「大盛り&チャーシューおにぎり」をオーダーし
頼もしいぐらいに ガツガツと食すのを見て

「味が違うけれど 私のチャーシューもらってくれませんか?」と
お願いしたさ(笑)



「えっ?いいんですか?」と喜色満面で
丼を寄せてきた。

しかも先に食べ終わって席を立つ私に

「ご馳走様でした」と丁寧に頭を下げた。


いやあれだ。日本の若者もまだまだ捨てたものではないぞ。






えせイエローキャブ(笑)は
チャーシューとスープは禁止。
しかし やはり久しぶりのラーメン。
しかも「五丈原」。



美味しかったぁ〜。
嗚呼 小さな幸せ。
Marizo



長くなったので続きは明日。


*次回予告*

いろいろな想い。
「3」= 透析を知る
「4」= (私の)やまてぃちゃん(仮名)






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