十夜一夜...Marizo

 

 

縁 - 2003年11月18日(火)

「これですべての試験を終わります。」



18年前に今の会社の前身である
某証券会社の就職試験を受けた時に
いろいろ世話をしてくれていた
総務の英子さん(仮名)が言った。



「試験を受けていただいたのは四人ですが
今回の採用は 二人です」

「確実に二人の方は不採用となりますが
その時は どうか『この私を採用しないなんて
なんて馬鹿な会社なんだ』と
『こんな会社、こっちから願い下げだ』と
思って下さい」と言った。



そして18年後、再就職という問題が
私の前に立ち塞がった時、支援会社の小松さん(仮名)が


「自分はこの会社に100%マッチする
人間だと思っていても、試験に落ちてしまう事は
多々あります。」

「長年この仕事をしていると本当に思いますが
すべては 縁とタイミングなんですよ。」




妙齢になり 曲がりなりに私にも
「結婚」という二文字が 外からも内からも
静かに、けれど確実に近づいて来た時に
何度も何度も聞いた
「こればっかりは 縁だから」と
「お互いのタイミングが合ったんだ」という
異口同音のフレーズ。


まぁ静かに、確実に近づき
タッチ&ゴーで去って行ったのか?(爆)




惚れっぽいと言う 私の性格は
自他共に認めるところだろうが
実際の恋愛経験というのは
それほど多くはないので えらそうな事は言えないが
振られた時に いつも思い出すのは
英子さん(仮名)の言葉なのだ。


振られたばかりの時は やはり私も乙女。
苦しくて悲しくて 枕を濡らす夜なのだけれど
はたと気がつき・・・・



「この私を振るなんて なんて馬鹿な男なんだ。
こっちから願い下げだしー。可哀相な奴。
こんなイイ女は あんたの人生に
もう二度と巡って来ないもん。
絶対だ。寂しい老後を過ごせばいいんだっ!
ばーか、ばーか、ばーか。」


と、なるわけで なんだか心もすっきりするわけだ。



もちろん、諦めが早いとか記憶力が悪いとか
下地となる性格の問題もあるだろうが
「縁」とか「タイミング」とか
己の努力以外のところで左右される事に
いつまでも 落ち込んでいても
仕方ないと思う訳よ。


あと、最近わし思うんだけど
他の縁に恵まれすぎてるから
あっちの縁には遠いのかしら?とか。
今は 旦那一人より友達100人の方が
いいもんな(笑)
Marizo


+++++++++++++++++++++++++++++++++


* 野菜のローストって実は食べた事ない。
丸焼きねぇ〜・・・・塩こしょうかしら。


* ニンジン一本で遊んでいるのでしょうか?
えーっと、いい泌尿器科紹介しましょうか?(笑)


* きたきたぁ〜!!
22日、おっけいビバ。宅飲み?例の場所?
時間指定お願いします>休みだから何時でもおっけいビバ。


* 相変わらずって自覚してどーすんねん(笑)
性格は変わらないよね、お互いに。


* ルールルルル
ウマレルコガフビンナリ(笑)


* いや、きなこ。騙されてはいかんぞ。
奴は えびす様の気ぐるみを着た猿なり。
自分だって負け犬のくせに。
ちくしょう。





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