- 2003年11月03日(月) それは 孤独な戦いであった。 後ずさりが出来ない様に 背後には虎がいた。 まえに進むしかないのだが 左手に持っている 盾が異常に重い。 襲いくる敵の刃を躱しながら ふと見ると そこには「LODGE」の文字が。 「これは・・・盾じゃなくて ダッチオーブンの蓋?」 「道理で重いんだっつーのっっ」 右手には一応 「剣」 らしき物を握り 前に突き出しては 敵の心臓を突き破り 横に引いては 敵の喉を切り裂きながら ああぁ もっと頑丈な武器が欲しい。 今時「剣」ってなんだよっっ。 マシンガンとかさ マグナム44とかさ 次元が持ってるみたいな奴が欲しいと 切実に願いながら 目の前の敵と対峙していた。 しかし そろそろ左手が限界だ。 確かに鋳鉄で出来ている頑丈な盾だけれど あまりに重い・・・重過ぎる。 ・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・。 「タンドリーチキン」と昨夜見た映画、 「グラディエーター」のお陰で 目覚めた途端に 枕の下で自分の頭の重みに 耐えていた左手は すっかり痺れていた。 しかも 朝からぐったり。 見る映画は選ばなくては。 Marizo -
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