十夜一夜...Marizo

 

 

九九 - 2002年09月09日(月)

今日は9月9日なので九九の話。


あれは小学2年生の夏休み。
当時 共働きだった両親がいない家で7歳の子が
スケジュール通りに勉強する訳もなく
終日遊びほうけていた私にある朝 母が言った。
「今日帰ってきたら九九の二の段のテストをします。」


ガァーーン!!!  一日中ひたすら口ずさんでいた二の段。
帰ってきた母は靴も脱げずに
玄関で私の二の段を聞かされる羽目となる。
間違えずに言えた私に 母は
「Marizoちゃん。すごい!!すっごーーい!!!。」と
ひどく喜んでくれた。多分言えないだろうと思っていたのか
本当に喜んで嬉しそうだったので
私もすっかり嬉しくなってしまった事を覚えている。
そしてそれがキッカとなり 次々と違う段を覚えては
母に披露していたので 夏休みが終わった時には
すっかり九九を言えるようになっていた。


これがMarizoの九九物語。
きっとみんな色々な方法で九九を覚えたんだろうな。
みんなの九九物語を聞いてみたくなった。
今度の飲み会できいてみよっと。
Marizo


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