カタルシス
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11時半に渋谷で待ち合わせてBunkamuraル・シネマへ 本日のお目当ては『RENT』です
事前に上映時間を調べてあったにも関わらず 現地に着いてみたら若干前倒しのスケジュールになっていて一同冷や汗 観るつもりだった14:00の回がなくなり13:25か16:15になってました 16時の回だと夕方の行動に差し支えが出てくるので 少し慌ただしくなりますが13:25で決行です 受付整理番号は60番台後半 キャパを考えると真ん中くらいの番号でしょうか
余裕をもっていたはずのランチタイムが30分以上削られることになったので なるべく映画館から近い店で食事を済まそうと近辺を物色 以前妹と行って割と良かったブラジル料理のビュッフェを訪ねたらお休みでした… レストランウェディングでも入っていたのかも知れないヨ そんな感じの店だったしね 仕方ないので円山町との交差点角にあったホテル併設レストランバーの¥1050ランチで折り合いをつけることにしました ランチメニューを1品選んで その他のサイドメニューはセルフで取り放題ってなシステムのやつ サイドメニューといってもサラダ各種とグラタンとデザートくらいのもんなんですが まぁ 東急Bunkamuraに近いことはこの上ないし 1050円ですからねー メインのメニューも割とちゃんとしているので 悪くないと思いますよ
⇒●渋谷シティホテル内『RAIZ(レイズ)』
ル・シネマは上映開始15分前に開場で整理番号順に入場・自由席 というシステム なので 自分の番号が呼ばれるまでにロビーにいないと順番飛ばされちゃいます 指定席ではないのでウカウカしていると良い席が取れなかったり 連席が取れなかったりします 特に今回は「全席完売」だったので席は1つも余らないという状況だった上 我々4人連れだったもんで 皆で並んで座るのに60番台という番号は結構ギリギリのラインだと懸念していました というのもこの劇場 後方は壁のギリギリまで座席があり 前方の通路もあまり広くありません なので左右の移動がとてもしづらく 混雑時には一旦外に出て別の入口から入り直さなければ通れないことが多いのです 私個人は割合頻繁に出入りしていた館だったので3人に状況を説明し 左右に1ヶ所ずつある入口に2人2人で分かれて入って 4連席が確保できた方に移動することにしました 数分後 計画が功を奏し無事4連席をGET 席さえ確保できてしまえば 上映まではのんびりすることができます 即行レストルームに向かう4人 ご不浄は混み合う前に済ませてしまうのがコツです(笑)
⇒●Bunkamura ル・シネマ
そんでもって『RENT』鑑賞
【あらすじ】1989年のクリスマス・イブの夜。イースト・ヴィレッジにある古いアパート。家賃を滞納し電気も暖房も止められた一室に暮らすルームメイトのロジャーとマーク。ミュージシャンのロジャーは恋人がエイズを苦に自殺して以来すっかり引きこもり状態。秘かに階下に住むヤク中のダンサー、ミミに心惹かれる。一方、映像作家志望のマークはカメラを持ち歩きあらゆるものを記録する。マークの元彼女モーリーンは地域の再開発反対をパフォーマンスで訴える。彼女の現在の恋人は女性のジョアンナ。ロジャーたちの親友トム・コリンズはひょんなことからドラッグ・クイーンのエンジェルと恋に落ちる。そんな彼らのかつての仲間で、家主の娘と結婚して以来すっかり変わってしまったベニーは、一帯の再開発を目論み住人の追い出しを図る。(より)
ブロードウェイで伝説化している有名作品なのは知っていました 若手ミュージカル俳優の登竜門的な舞台であることも知っていましたが 詳しいストーリー等は全く知らず 例によって事前学習0の状態で鑑賞しました 何しろ「Rent」が「家賃」ってことすら知りませんでしたからね!(^^;) 「Rental(レンタル)」の「Rent(レント)」だから「貸賃」ってことデスネ
そもそも私の『RENT』のイメージって『ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ』なんでして(は?) この作品の中で ドサ回りを共につづけるバンドのメンバーでもあるヘドウィグの情夫イツハクが 音楽面にもプライベート面でも息詰まりを感じる中 ヘドウィグの束縛から逃れようと内緒でミュージカルの新人オーディションを受けて合格して 人生に希望を見い出し喜びを露わにする ってシーンがあって そこで彼の言っていた台詞が 「RENTのオーディションに受かったんだ!」 だったんです その時は『RENT』が何だかを知らず「レントって何だろう?」って思ったので 印象に強く残ってるんだと思います もっとも そんな覚えられ方されたところできっと イツハクだって嬉しかないだろう(苦笑)
ええと オリジナルは10年前に公開されたミュージカル なのかな? メンバーを替えながら再演を繰り返している大ヒット作です 舞台になっているのは初演された年代よりも更に前の時代ですね 80年代後半のNY 古くさい でもそれがイイんだろうな 貧しく病みながらも一縷の希望を捨てきれない若い芸術家たち という人物像からして古めかしいですもんね 酒・煙草・ドラッグ・同性愛・エイズなどの荒廃的なものと 音楽・演説・ダンス・自主映画などの自己主張とその表現者たち 懐かしき時代のイノセンスだなと思いました 当時だって世の中が抱えている問題は充分微妙で複雑だったんでしょうが 今はもっと問題の種別が多様化してて 多くの共感を得られるものが創りにくい時代なんじゃないかと思います だからこそ敢えて今『RENT』なのかしら?とかね
あー… 今この日記書いてて「君のように物事を小難しく考えるヤツは嫌いじゃない」と某バンドの某さんに有り難くも頂戴したお言葉が ちょっと身に沁みましたわ 確かにぐだぐだ考え込む傾向にあるよな 自分(苦笑)
映画『RENT』の主観的感想
マーク超好み!! ヤバス!あのキャラ ヤバス!!
以上
【追記】 この名作『RENT』の原作者にして劇中曲すべての作詞作曲を手がけたジョナサン・ラーソンという人物 96年オフブロードウェイでこの作品が初演の産声をあげようというまさにその前夜 突然死んでしまっているのですね この作品のヒットを確信して全身全霊をかけて製作にあたっていたらしいです なんて劇的な・・・
⇒●ミュージカル『RENT』(Wikipedia) 関連記載⇒●『ぼくは見ておこう』松原耕二の、ライフ・ライブラリー。より
なんか鳥肌立っちゃったよ・・・
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渋谷から下北沢に移動して南口商店街を延々と奥深くまで ライブの時間にはまだ間があったので 会場のBASEMENT BAR を通り過ぎて少ししたところにある『バーミヤン』にて一休み 各々スイーツ1品とドリンクバーを注文して タ〜ラタラと時間を過ごしておりました 4人もいればお喋りくっ喋りで1時間2時間なだぁワケありません
18時開場でしたが 開演の18時半に合わせて会場入り 今日はグルタミン企画のイベントライブだったので 1組目からちゃんと聴いてみようという殊勝な心がけで臨んでおりました 入口のところで早速 Vo.の豪さんに遭遇し「最初から悪いね!ありがとう」とお礼言われました そういう何気なところがキチンとしてて素敵ヨ(笑)
お呼ばれの面子は以下の3バンド 1番手 JOHNNY mosquito 2番手 REEFER 3番手 ニーネ
そんでトリが主催のグルタミン
ゲストバンドさんの中じゃニーネがよく見かける名前だなぁと思ってましたが 音楽の傾向的にはJOHNNY mosquitoが一番ぽい感じでしたかね でもアレだな 出だしがなんだかトロい感じしてましたよ? 段々テンポ上がってきてはいましたけども(苦笑) 正直今回は3バンドともあんまりピンと来なかったかな 前回のTHE RESTAURANT GANGと the CHICKEN mastersが良過ぎたのかも知れませんが カッコイイかったよなぁこの2バンド・・・
ちなみに 今回の某バンドさん 我々4人のいた辺りに向かってMCで何やらコメントしていたみたいでしたが 音が悪くて言葉がよく聞き取れず でも演奏中もGのお兄さんがチラチラこっちら辺を気にしているようだったので少々居心地が悪かったです そして何度目かのMCの際にこっちを指指しながら 「***ったらもう帰っていいよ!」とか「***のクソアマ」みたいな単語が部分的に聞き取れて 正直気分が悪かったです
確かに客の入りがイマイチで人数が少なかったところに 我々4人ともそれぞれ壁に寄りかかってタルっとした姿勢で演奏を見ていたし 中には眠気に襲われていた人もいましたが(←まぁこれはツッコまれても仕方あるまい・笑) そもそも目当てのバンドなわけじゃないところを ちゃんと演奏無視しないで聴いていたんだから 感謝されることはあっても罵倒される覚えはねーよ!って話じゃない 汚い言葉で野次を飛ばして許されるのは常連客とか身内のようなバンド仲間に対してだけだと思うんだよね こんな初対面の別バンドの客相手にそれをやらかすのは お門違いだと思うんですけども
そんな感じでちょっとムカついたので「帰っていいよ」のあと その場を離れてトイレ行ってやりました 1曲分だけでしたが元の場所には戻らなかった ふんっ そんな行動を知ってか知らずか もしくは隣の友人がターゲットだったのかはわかりませんが 小癪なMCを飛ばしていた当の本人であるG・Vo.のお兄さんが マイクスタンドごとステージを降りてきて私と友人の目の前で歌い始めました 一応楽しんでいるようには振る舞いましたが その場を避けようとした友人が掴まり 歌いながら首根っこ押さえられてました 隣にいてビビった つか 見るからに困惑している友人の引きつった表情が可笑しかったです(苦笑) ああ 私じゃなくてヨカッタ・・・
主催のグルタミンがいつにも増してカッコ良くなかったら 機嫌直ってなかったかもですお ECの『ブリキノイズ』出だしの1声だけでシビれた・・・ 何あれ反則!(*>m<)""シビビビビッ
『果てぬ想い』1992年/香港
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