カタルシス
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朝から快晴気温は28℃ 何だよ夏日じゃないか 人一倍暑がりなので真夏仕様の服&サンダルで家を出発 10:30待ち合わせで渋谷は青山劇場まで 本日SHINKANSEN☆RSミュージカル『メタルマクベス』の自分的初日でございます!
開演は12:30でしたが 上演時間が4時間を超えるとの噂だったので 事前にゴハンを食べてから劇場入り 今回のチケットに記された座席はXB列の20番台後半だったのでウロウロしながら前の方へ進んで行ったら何と
最前列のほぼ真ん中でした!!!
X列って通常はオーケストラブースとして使うスペースに追加で取り付けられる可動式の席のことなんですが 今回A列が取っ払われてB列が一番前にされていたようです 2列目だと思っていたのでビックリした つか 丁度真ん中くらいだしスゴイ良席だよ!!うひゃーうひゃー! 幕が上がる前から既に大興奮
バッチリ射程内!!!(何する気)
新感線の舞台を最前列で観る日が来るなんて… 感無量ですッ・。
作品の大筋はシェイクスピアの『マクベス』です それをメタルミュージカルに仕立てて 脚色をあの宮藤官九郎が担当 演者は劇団☆新感線の面々に 豪華客演 内野聖陽・松たか子・森山未来・北村有起哉・上条恒彦ほか 新太さんがいないのが残念でしたが 他はもう申し分ない面子が揃ってました それを最前列で観られる喜び…
サイコーです!!!
FC入ってて良かった〜〜 1万2千円+手数料の価値はあったぜコンチクショウ!(泣)
基礎になっているのは間違いなくマクベスだったんですが 舞台は2206年の世界でマクベスとは別の世界です ただし ことあるごとにマクベスの世界にリンクしている という設定になっていました 2つの異なる世界がどんどん絡まり合ってきます 登場人物も各人名前が違っていて 全部音楽機材メーカーの名称がつけられていました フェンダー王国だの レスポール王だの ランダムスターだESPだって 解る人には結構笑える名前がドンドコ出てきます 時々2006年の世界も出て来るのですが 自分がよく出入りしているライブハウスの名前とかが出てきて かなりツボ入りました 行ったことはないけど「目黒の鹿鳴館」とか言われた日には ヴィジュアル系御用達のハコだって解っているからこそ メタルミュージカルとの関連がおかしくておかしくて! でもその辺のネタで笑ってたのは 近辺の席じゃ私たちだけでした… 黙
新感線の醍醐味である殺陣の最中 夢中になって見ていたら(←アクション好き)客席に得物がすっ飛んできました 自分の2・3席隣の人の手元に落ちていて かなり重要なシーンだったので あれがなきゃ困ったと思うんですが 拾った人はボーっとしてるだけで何もしないし 舞台上では席を気にしながら役者さんが大立ち回りの真っ最中だし 私ゃもう拾った客に向かって「早く返してやれー!」と内心叫んでました おかげでこのときの殺陣に集中できなかった… 無手であの場面を乗りきったK原さんの勇姿を見逃しましたお… チクショウめ!(悔)
団員の素晴らしさは既知のものなので特筆を控えるとして 客演を褒めておきます 主演の内野くんカッコよかったです 声がいい!ナイスナイスv その相手役の松たか 『罪と罰』のときはイマイチと思いましたが 今回はとても良かった 可愛かったし歌も上手でコミカルな場面も達者にこなしていましたお 見直したゾ高麗屋の娘! それから何といっても一番目を奪われたのが未来くんでした ダンス出身ということだけあって動きが半端じゃない 気が付くと目が彼を追っていて 実力認めざるを得ず 見応えあった〜!&歌も芝居も上手い 俗っぽいTVドラマなんかに使うにゃ勿体ないヨ!! 最後に北村有起哉さん 見るのも聞くのも初めての名前でしたが 細身なのに存在感ありました メイクの所為か爬虫類系の容貌で 細くて背が高くて 赤毛の短髪をツンツンさせているのを見ていたら サム・リーとかぶって仕方がなかった… 最近見た『中華英雄』で火四郎って名前の炎を操る日本忍者(←改めてみるとヒドい設定)の役をしていて 赤毛短髪のツンツンヘアーだったんスお ものすごく風貌が似てたんですお… あ そうそう 国王専属歌手をしていた冠くん(冠徹弥)のシャウトが素晴らしかったです 本物の歌手なだけあって歌上手かったしね あの声は聴き応えありましたワ
間に1度25分間の休憩をはさんで 総所要時間約4時間半 長ッ! でもテンポ良かったし飽きさせなかったので 実際ほど長くは感じませんでした 昨夜の帰宅が4時頃だったので大して寝ていませんでしたが 何しろかぶりつきですからね!興奮して眠気など吹っ飛びました
充実の4時間半を経て 幸せのうちに表へ出ようとしたら 外は土砂降りの雨 確かに夕立があるとは聞いてましたが この降り方はないだろぉ?というレベルで思わず閉口… だってアタシ日傘しか持ってなかったし チクショウッ 駅まで歩くのはキビシそうだったので 近くのファミレスに逃げ込んで一時しのぎ 1時間ほど茶をしていたら傘不要な程度まで小降りになってきたので 頃合いを見計らって店を出ました
友人と別れ 別行動で外出していた妹と新宿にて合流 特に何するともなくただ一緒に帰りました
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帰宅後『アイ・アム・デビッド』鑑賞
強制収容所で過酷な生活を強いられていた少年が とある使命のために脱走し 色々な人に助けられながら使命を果たすために某国を目指すロードムービー
全てが都合良くいき過ぎてちょっとね ジム・カヴィーゼルの眼鏡姿には胸キュンしましたが
『マクベス物語』1910年/フランス
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