カタルシス
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2006年05月14日(日)  母に捧ぐる歌 

朝9時くらいに布団へ潜り込んでぐぅぐぅと11時まで眠りました
昨日のうちに妹から「母の日は5時頃から皆で自然食バイキングに行くそうです」という連絡が入っていたので そのつもりでいたら 午前中のうちに母から「今日のお出掛けは延期します」のメールが入っていました
私と妹でお代を持つつもりだったので「こっちは構いませんが せっかく母の日なのにいいのですか?」と返したら 「明日からいなかだったのを忘れていました」とのこと

毎月祖母の看護に岩手の実家まで通っている母なのですが 今月は亡き祖父の法事があるのでいつものテンポとは違った訪岩になっていたそうです 誰だかの都合で当初予定していた日程が数日ずれ込んでしまい それに合わせて事前に休みを取っていた父は 4連休を持て余す結果になってしまったのでした(ちなみにパパさん昨日から火曜まで休み)

母が出掛けるにあたって冷蔵庫の一斉整理が始まり 今夜できるだけの「ナマモノ」を消費してから家を空けようという気づもりのご様子 自分が留守の間にダメになる食品がないようにと 帰京に際して絶対海鮮だの冷凍食品だのを仕入れてくるので それらを入れるスペースを予め確保しておくという目的もあります

うちのいなか 岩手の海っぺりにある町なんで 魚だの何だのが美味しいんですよ 地元でしか手に入らない食品とか 東京では高過ぎたり不味かったりで手がでない高級品なんかも そこそこ納得のお値段で超美味い「ホンモノ」が手に入ります もっともこれは 地元の知り合いだの常連のよしみなどを駆使して確保する価格であり品質であったりする訳ですが 美味しいものにかける母の情熱は一族屈指のものですからして
どうやら私もそんな母の血を色濃く受け継ぎ舌だけは肥えて育ちました 値段と質のバランスにはやたらとこだわります

なもんで 母の日体勢でいた我々姉妹でしたが 本日のメインイベントがアッサリ延期になってしまったので そのまま半日を自宅でモソモソと過ごしました(気をぬくとすぐに引きこもる)

何か一日中お茶飲んでた気がしますなぁ
 

『母に捧ぐる歌』1939年/日本

 


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