カタルシス
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bunkamuraル・シネマにて『歓びを歌にのせて』鑑賞
スウェーデンの映画です 14:30に着いて16:25の回を観ようとしたら既に残り3席で 座席自由なのでバラで前方席になるでしょうと言われました こんな人気があるとは知らずに行ったのでビックリしました(調べとけって) よって仕方なく次の最終19:10の回で鑑賞
…いや、確かにいい映画でした
またぞろ大人向けかも知れない内容でしたが、実はこの手の映画の方が好きであったり 田舎町を舞台にしたコメディタッチの群像劇だとか 素朴な人々がのどかに送るシビアな日常だとか そこへ訪れた「よそ者」が自分や周囲を変えてゆく様子 トラブルや不穏な雰囲気を絡ませながら じんわりホンワカな展開も忘れない
いいね 好きパターンです
【あらすじ】 世界中を飛び回り活躍をしていた一流指揮者が心臓を患い、数年先までスケジュールが埋まっていたほどの多忙な生活に終止符を打った。第一線を離れた彼は、少年時代を過ごした小さな村に廃屋となっていた小学校を買い取り、身の回りの品を最小限といくらかの楽器を持ち込んで静かに暮らし始めることにしたのだが。 町のアマチュア聖歌隊の指揮者となりメンバー達と過ごすうちに、今までにない満足感や幸福感に包まれるようになっていく主人公。そして彼が行き着いた先に得たものとは…
主人公は別にひねくれてるわけでも 傲っているわけでも 人間不信なわけでもなくて 純粋に音楽を愛するちょっと人付き合いが苦手な程度の シャイで真面目なオッサンなんですよ 髪の毛薄くなり始めてるし 腹の肉もたるんだオッサンなんですけども 二枚目でカッコイイし笑った顔がとても可愛らしい人でした 役者の魅力なんでしょうかね?
出てくる村人達も皆表情豊かで人間味溢れてるし 主人公が想いを寄せる女の子も可愛いの〜v2人が仲良いとこっちまで嬉しくなるような
全体的に心温まるつくりの映画でした
12/17に封切りしたばかり ミニシアターなのでまだしばらくやってると思います 美しい風景と美しい音楽と美しい人々に触れたい方にはおすすめです
『かれらに音楽を』1939年/アメリカ
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