カタルシス
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2005年10月22日(土)  In The Mood 

結局観に行くことにした『セブンソード』 現在上映している館は都内では池袋テアトルのみとなっていたので 池袋へ集合
昼を食べてから映画館を目指すことにして 昼時にメトロポリタン側で待ち合わせていたものの 3人中1人から「遅刻」の連絡があったので 2人揃った段階でサクサク見せ探しに移動した

一度おもてに出てイタリアンのバイキングを訪ねてみたのだけれど 大した人気でしばらく入れそうがなかったため メトロポリタンに引き返し上階のレストラン街で適当な店を見つくろうことにした 結果入ったのは香港飲茶バイキング『香港蒸籠』本当はその隣りの“自然食バイキング”に入ってみたかったけど混んでたので断念 じつは映画の上映時刻から逆算して待ち合わせたので あまり余裕がなかったりしたのだ さすがに今回は並んでないだろうと 作品的に判断した訳で… ええ ファンだからって現実は見えているのだよ

いい加減時間になったので 遅れて来た友人が慌ただしく食べ終えるのを待って映画館へ 上映ギリギリ入りだったけれども案の定ガ〜ラガラ(^^;) 好きな席選びたい放題でした

「“HERO”“LOVERS”に次ぐ中国武侠大作」

という宣伝文句は かなり間違った煽り方だったと思う
“HERO”“LOVERS”はどちらもチャン・イーモウが監督 アーティスティックな表現と色彩鮮やかな美しい画面構成が魅力の「形式」アクション(武侠)だった 戦いの場面も「武術」というよりは「演舞」の要素が強い というか あれは武術じゃない

一方 今回の“SEVEN SWORDS”はツイ・ハークが監督 同じ時代ものアクションでも天と地ほどの差がある作風だ
中国映画のイーモウ監督と香港電影のツイ・ハークというだけでも充分土俵が違っているし お互い得意とする分野がまるで逆方向を向いたような両氏である 並び評す方が間違いだってことはちょっと考えれば解るはずだ

“HERO”や“LOVERS”が好きな人には多分“SEVEN SWORDS”は受け付けないと思うし “HERO”や“LOVERS”にピンとこなかった人はこの宣伝文句じゃ劇場に足を運ばないだろう
悪循環というか こんなプロモーションを実行した責任者に「映画観たのか?」と問いただしたい気分だ つか 映画配給のプロだったら監督の名前だけで「別物」だと気付よ んっとに頭悪いな

そんな訳でツイ・ハーク好きな私的には“SEVEN SWORDS”はOK
別段褒めた記憶もないけれど“HERO”も“LOVERS”も武侠モノとしてはもの足りなさ過ぎだったので(例え連杰が出ていようとトニーが出ていようとつまらんもんはつまらん) 久々に見応えのある武侠作品が見られたと思った ぶっちゃけストーリーは二の次になるんだけどね それが香港電影の醍醐味っちゃ醍醐味!(^^;)

既に1回観ている友人と私は 初見で気づかなかった細かい部分に集中できたものの 初見の1人はチョロっと意識を飛ばしていたようだったので 一般的にはそんなもんなんだろう ああ また茨道(苦笑)

映画後軽くお茶をしてから 私と友人1人は西荻窪をまでVESSEのライブを聴きに行く ギターがメンバーチェンジしてから初VESSEだけれどもどんなもんだろう?

・・・との危惧もつかの間 ギターが変わっても相変わらずの重厚感で独自の路線を突っ走っていた なんか安心した(笑)
タケひさん痩せたまま セキドさんチョイ丸? 王子(じゅんさん)黒髪! 初見のアオシバさん背高ッ!

今日のライブはDJがズビルートのツシさんだったので VESSEの後に特製mixを流してくれた JAZZの王道『In The Mood』とVESSEのナンバー『ロックが大好き』をおもちゃ声にして合わせたもの

スゲー可愛いの!! 超ピッタリはまってんの!!

アレってどうやって作るんだろう?CDにしないんかなぁ?欲しいなぁ ブツブツ・・・

久しぶりに行ったのに温かく迎えてくれた顔なじみさんと 帰りは一緒に駅前のアイリッシュパブで 軽く飲んで帰った 今日はギネスじゃなくキルケニー飲んでみたよ もしかしてギネスより飲みやすいかも ギクリ(^^;)
 
店が23時閉店だったので それに合わせて帰路に就く きっちりみっちり充実の1日だった

⇒●アイリッシュパブ『スタシェーン』
 

『In The Mood』作曲/J.Garland

 


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