カタルシス
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2005年10月20日(木)  仮面の報酬 

午後から打ち合わせの為に渋谷にあるクライアントのオフィスビルへ

今日はいつもの社員さんが別件で出ているので 代理の社員さんと2人でランチを食べてから向かいました ちなみに ランチ先は後楽園駅付近にあるインドカレー屋さんだったんですが いつも満員で入れないところをアポに合わせて早めに出たため11:45くらいに立ち寄ることができ うまいことすぐに座れましたが その時点で残っている空き席が4人掛けのテーブル席1つしかありませんでした

………。

昼休みソッコーで来ても入れないんじゃないでしょうか 案の定その席も正午を待たずに埋まってしまいましたし
幻の昼カレー!
我々は海老のココナツカレーを注文したのですが ココナツでまろやかなのに辛さがきいていて海老の甘さが際立つ逸品でしたv ボリュームもお味も良かったです 唯一の難点は時間がなくて慌てて食べなくてはいかなかったことですか アポ前は落ちつかない でも アポがなきゃ食べれてない ぐむむ…

そんなランチ後打ち合わせの場へ 遅刻することなく到着しましたが 我々抜きで話は始まっていて 聞けば午前中から議論を詰めていたとのこと 我々とのアポイントが13時だったので これから2〜3時間とか話し合ったらこの人達 一体何時間この部屋に缶詰になるんだろう… 長い時間かければイイってもんじゃなかろうに(苦笑)
取り敢えずこれからの数時間はダラダラしないように心がけよう と思うのでした

結局話し合いのつづきに我々も付き合う形になり 本来のプレゼンが始められたのは16時頃から こちらの提案をしてこなければ来た意味がないので 代理参加の社員さんは俄に焦っていたんではないかと思います 発言権を得た途端に闊達な様子でジャカジャカ話を進めていました きっと今までのスローペースにイライラしてたんだろうなぁ(^^;)

17時を過ぎた頃いつもの社員さんが遅れて参加 彼の到着までにプレゼンをあらかた済ましていた代理社員さんはすごいと思いました

18時解散 決定しきらない案件を残したまま それでもこちらからの提案は全て済ませて退散して来ました 「あとはアンタらの問題!」と言いたげだった代理さんの様子がちょっと笑えてみたり(苦笑)

遅れて来た方の本来の担当社員さんから「ごはん食べて帰りましょう」と言われた際 代理さんがいち早く「この後約束があるんで」と即断 私もやっと今日時間ができそうだったので正直早く家に帰りたかったし 日曜に裾上げを頼んできた仕事用パンツを引き上げに行きたかったので「私も・・・」と言い出そうとしたら「食べるだけ食べてすぐ帰りましょう!」と半ば無理やり連行されてしまいました・・・

クライアントのビルの近くの店に入って石焼鶏 石焼で鶏肉を焼いて食べる店 面白いと思ったし味も悪くなかったけど 注文取りに来ないよ(苦笑)

まだ時間が早くて他に大した客もいないってのに ボサっとした店員ばかり シビレを切らした社員さんが席を立ってわざわざ呼びに行き ようやっと注文を聞きに来た店員が「大変お待たせしました」と言うのに「大変お待たせされました」と返して店員を困らせてました やれやれ

20時半頃店を出られたので「お引きあげ間に合う!」と思っていたら「友達のやってるBARに行きましょう」と言い出したので「裾上げ引取り10時までなんですけど〜(^^;)」と訴えたら「それまでには帰りますから!」とか言い出した

嘘 つ け よ

これからBARに行って22時までに新宿行かれるわけないだろアンタ 絶対延び延びになるに決まってる 友達の店ってのも聞いたことあるぞ それって池尻にある店のことでしょ ここ渋谷ですけども 近いったって歩いたら30分はかかるしタクシーや電車に乗って行くにしても 帰りの足便が良くないじゃないかー!

こっちこっち といわれてついて行くと何故か宮益坂に出ようとするので「お店って池尻じゃないんですか?」と訊いたら「そう」と言って「246どっち?」とフラフラしてる

「・・・246あっちです 逆方向ですよ」
「ああ〜そうか どおりでおかしいと思った!」
おいおい もうそれだけデキあがってんだったら 2件目行かんでエエんとちゃう?(-_-;)

そんな私の内心は無視されて 結局池尻の店まで連れて行かれました もうここまで来たからには引き取りも何もあったもんじゃない スッパリ諦めて飲んで帰ったらー!(微怒)

店にはバーテンの女の子が1人いるだけだったので 社員さんは店長を電話で呼びつけて来させてました 同郷で小学生の頃からの付き合いなんだそうです 高校以降は別だったのに社員さんはバンド活動をしていて 音楽好きだけど演奏はしない店長は高校生の頃からブッキングの辣腕を振るっていたらしいです ヤクザみたいな大人に混じってライブハウスに友達のバンド出演させつづけてたんだって マネージメントというかプロデュース業が好きだったんだそうです
高校のときからって スゲェなぁ・・・

カウンターにあったギネスのPOPを見ていたら キャンペーンで1パイントごとにクジが引けると書いてありました 当たればキーホルダーが数種類の中から選べて パイントグラスとドラフト缶のバージョンがあるのを発見 欲しくてウズウズしてみたものの 1パイント飲むのはちょっとキツかったので黙っていたら なんと社員さんが「ぼくギネス」って 「ギネス」って!!

すかさずバーテンさんに「クジ引けるんですか?!」と訊いてみたら にっこりしながら「もちろんどうぞ〜」とカウンターの隅に置いてあった大きなギネスの立体POPを抱えて来ました 何それ?と思っていたら
「引いてください」と頭を向けられて 見ればPOPの「泡」の部分に小さな旗が沢山生えていました

これクジだったんだ!!

超かわいい! 超かわいいっす!! 妙なテンションで旗を1つ摘んで引き抜いたら 先っぽが赤く塗られていました
「あ 当たりです」
「え!ホントですか?」
はいっと渡された箱をのぞくとキーホルダーがジャラジャラ入っていて 例のパイントグラスもドラフト缶も中に混じっていました 取りあえず真っ先にその2つを引っつかんで しばらく考えた結果パイントグラスの方を選択 キーホルダーなんて滅多に使わないのに 可愛いもんだからつい調子に乗っています

しばらくしたらまた社員さんが 今度は店長さんと一緒にギネスを注文していたので バーテンさんが私のところにまたクジを持って来て「2回引けますよ」と微笑んでくれます あああ可愛いな 君は天使か(笑)

2度目のクジも赤が出ました あれあれ?もしかして全部当たりですか?と不審がりながら最後の1つと引いてみたらハズレが出た ちゃんとハズレも混じっていたことが証明された後 先ほど悩んだもう一方のドラフト缶を 迷わず選んで大満足 ああ 今日はツイテる!(ゲンキン過ぎるだろお前)

⇒●ギネスビール公式サイト  ●パイントグラス ●ドラフト缶

意外にも終電の残っている時間に引きあげ体勢になったので 店を出て駅に向かおうとしたら「タクシーで帰りましょう」と まぁアンタはその方がいいでしょうな(^^;) 足元ちどりまくってますヨ

自力でも帰れましたが乗っけてくれるっつーし どうせ方向同じなんで一緒に乗せてもらいました わーい 楽チン♪

ごはんもお酒もタクシーも 一切合切社員さん持ち 無理やり付き合わされたんだから当たり前だけどな!(苦笑)

『仮面の報酬』1949年

 


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