カタルシス
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2005年07月12日(火)  デッド・アウェイ 

『テッセラクト』鑑賞

ジョナサン・リース・マイヤーズ目当てに借りて来ました タイが舞台のイギリス・日本・タイ製作作品です 監督は香港人オキサイド・パン 国際色豊か〜

どんな話なのかは全く分からぬ(「知らぬ」じゃないよ)まま見始めたんですが 最後まで解らぬままでした
えーと テッセラクト(四次元立方体)がこの話にどう絡んでくるのかがサッパリ理解できませんでした タイ仏教の哲学にも関連しているみたいですが 解んねーって(苦笑)
映像にするのは不可能といわれた原作への挑戦というか何というか 頑張っているのは解るんだけど 意図するものが難解過ぎて私の頭では解読不能で終わってしまいました

じゃ あらすじ?
*****
タイのバンコクにある古びたホテルに、ひとりのイギリス人青年が宿泊していた。彼の名前はショーン。彼はホテルの部屋で、タイのマフィアのボスであるシア・トウがやってくるのを待っていた。ドラッグの取引をするためである。しかし、予定の時間を過ぎてもシア・トウは到着しない。緊張が極限に達した彼は、突然部屋を飛び出していってしまう。そして、バーで酒を飲んだ後、ホテルの部屋に戻ってきたショーンは、ドアの下にシア・トウからの伝言メモを見つける。
ショーンが泊まっているホテルには、謎めいた美女、リタも宿泊していた。実は彼女はシア・トウと対立する組織に属する殺し屋で、シア・トウに奪われたドラッグを奪い返すためにそのホテルにきていたのだ。しかし、彼女は襲撃された際に腹部に銃弾を受けていた。復讐を果たすため、シア・トウらがやってくるのを待つ間にも、彼女の患部からは血が止めどなく流れていた。
ウィットは、そのホテルのベルボーイとして働くタイ人の少年。流暢な英語と愛嬌のある笑顔で客をもてなす彼には、宿泊客の貴重品をこっそり盗むという悪い癖があった。ホテルの新しい客、ローザを部屋に案内した際も、ウィットはその荷物に目を走らせるのを忘れなかった。だが、彼の盗みが原因で、思いもよらぬ事態が引き起こされる。 (Movie@niftyより)
*****


うーんと えーと 時系列反復系です 一人の登場人物の時間をある程度進めて 別の人物にスポットをあてる際にちょっと時間が戻ります 入れ替え組み替えはあまりありませんでしたが 人物それぞれの時間の交錯が複雑でだんだん混乱してきます 頭の中で時間の帯が作れないとついて行くのがキツイです

そもそも次元の低い側の者が高い次元を理解することはできないと 定義されているんじゃなかったっけか? だったら三次元の世界に生きる自分たちが四次元の仕組みを理解するなんてできないじゃないか 未知の次元が1つあるんだもんよ 解らないものを表現もできまい?
オキサイド・パンは一体何を表現したかったのか…

作品の感想が難しいので役者感想のみをば

ジョナサン 主演と思いきやそんな感じでもなかった ヒゲ面があまり似合いません でもまぁ相変わらず存在感と雰囲気は独特でした

少年ウィット役のアレクサンダー・レンデルくん 主役は彼だったと思います 頑張ってました!

女殺し屋のリタ 演じていた女優さん綺麗な人でしたが名前が「レナ・クリステンセン」て ちょっと笑えました 頭に“彼”が付いたら 元スーパーモデルのアノ人と同じ名前になるジャナイカ

マフィアの幹部?ロイ役のカルロ・ナンニがカッチョ良かったです ハリウッドでは全くの無名ですが タイではスターなのかなぁ?って感じ キャリアはあるみたい

特典映像でさんざん喋り倒している監督のオキサイド氏 眼鏡くんでかなり好みな顔立ちしてました! 若く見えたけどけっこう年齢いってるんだろうなぁ 何しろ香港人だもんね(偏見)

どうですかね ここ読んでこの作品を見ようって人はいないでしょうな(苦笑)ジョナサン好きなら出番は多いので見る価値あるかも あとは映像の作り方が変わっていて面白かったです アニメーション見てるみたいでした マトリックスぽいとも言える?かな??

ああ そう言う点では 作り手側の人には興味深い作品なのかも
 

『デッド・アウェイ バンコク大捜査線』1999年/タイ

 


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